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ライティングの書籍で学んだこと4

今回で第4回目になりました。

書籍の第3章に当たる部分

「読みやすい文章に仕上げる9つのテクニック」について、解説していきたいと思います。

それでは9つ見ていきましょう。

1 1文の長さでメリハリをつける

2 文末でリズムをつける

3 体言止めでバリエーションを増やす

4 接続詞 2つの要注意ポイント

5 改行は俯瞰して感じる

6 箇条書きでコンパクトに

7 会話文で臨場感と感情を出す

8 漢字:ひらがな:カタカナの黄金比

9 読み手に適切な言葉遣い

順番に、解説していきますね。

1 :1文の長さでメリハリをつける

早速ですがおかしな文章を見ていきたいと思います。

×おかしな文章

「ライティングは重要です。

情報発信において必須のスキルと言えます」

この文章は悪くはないのですが、全体のバランスが取れていない。

これを書き換えると以下のようになります。

◎良い文章

「ライティングは、情報発信において欠か

すことのない重要なスキルと言えます」

あえて、1文を区切らずに長くすることでメリハリをつける事ができます。

2 文末でリズムをつける

3回以上同じ文末を繰り返さない。

なぜなら、少し稚拙になってしまうからです。

例題を見てもらえると分かると思うのですが、

例)「僕は、ポールです。15歳です。趣味はバスケです。」

小学生の日記にありがちな文章になってしまっています。

「僕はポール。15歳で、趣味はバスケです。」

19歳くらいの好青年になったのではないでしょうか?

ですます調の文章は5種類しかないので次の体言止めなどと組み合わせることで良い文章になるでしょう。

◆ですますの5種類

・です

・ます

・でしょう

・した

・ください

3 体言止めでバリエーションを増やす

体言止めとは、文末を名詞・代名詞にすることです。

例)「俺の名前はポール。趣味はバスケ」

この例で言うところのポールの部分

「ポールです。」とつけるよりも「ポール。」とした方が

なんだかシュッとした印象になるかと思います。

こちらが体言止めです。

ですます調が連続しそうな場合は体言止めを使うと良い。

4 接続詞のポイント

接続詞は、2回連続して使用すると、

幼稚な感じになるので避けるようにする。

例を見てみましょう。

例)「コンビニのおにぎりは好きだ。しかし、梅干しは嫌い。しかし、昆布は大好きである。」

例)「コンビニのおにぎりは好きだ。しかし、梅干しは嫌いだが昆布は大好きである。」

同じ接続詞は、使い分ける。

例)「コンビニのおにぎりは好きだが、梅干しは嫌いだ。

「しかし」を「だが」に言い換える事で、少しまともな印象になる。

接続詞は、似たような言葉が多いので使い分けることができる。

ちなみに、接続詞は6つの種類がある。

1 順接 後ろに当然の結果が続く

それで、だから、そこで、すると

2逆説

しかし、だが、けれども、どころが

3並立

また、そして、なお

4対比・選択

それとも、または、もしくは

5説明・補足

つまり、なぜなら、すなわち

6転換

ところで、さて、では。、ときに

など同じ意味でもいくつかの使い分けができるので、

ストックを沢山用意しておきましょう。

5 改行は俯瞰して感じる

改行には明確なルールがありませんが、

余白はないとないで窮屈な印象になるし。

あり過ぎても、まとまりのない印象になってしまいます。

デザインの観点からすると

ゲシュタルトの法則の中の1つに

「近接の法則」というものがあります。

その「近接の法則」によると

近くにあるもの同士はまとまって見えるという法則があります。

このように

6 箇条書きでコンパクトに




箇条書きは頻繁に使う人も多いのではないでしょうか?
並列な情報を入れるのがセオリーです。

例)
・りんご
・バナナ
・なし

良くない例)
・りんご
・バナナ
・フルーツ

果物の箇条書きのつもりが
並列でないと、統一間が失われてしまう。

7 会話文で臨場感と感情を出す

「」を使うことで硬い文書を柔らかくする事ができる。

例)
A:全然商品が売れません!
B :販売ページはどうやって作るの?
A:他のサイトを参考にしながら見よう見まねで
B :それじゃあ難しいかもね。まずは販売ページの作成の基礎から学ぼうか!

言い換えると
商品が売れない場合は、販売ページに問題あるかもしれません。素人の方が見よう見まねで作れるほど簡単なものではないのです。
そこで、まずは、販売ページの作成の基礎から学ぶ事をおススメします。

ちょっと説明ちっくになってしまいがちなので、
難しい表現などを使う際は、取り入れると良いかもしれません。

8 漢字:ひらがな:カタカナの黄金比

「漢字 :ひらがな :カタカナ :2 :7 :1」

この比率が最もバランス良いと言われている。

「本書では、文書力の向上に必要な技術を、初心者でも実践可能な形にして解説しました。」

漢字 :53%
ひらがな :47%

「この本では、文書力アップに必要なスキルを誰にでも実践できような形でお伝えしました。」

漢字 :25%
ひらがな :61%
カタカナ :14%

ポイント
漢字を4文字以上連続させない。
ひらがなで良い単語はそのままにする
例)
「事」→「こと」
「寂しい」→「さみしい」

バランスを意識すると読みやすい文書になる。

9 読み手に適切な言葉遣い

読者が誰かによって専門用語を使うか
使わないか決める。

読者目線で話を決めると言う事です。

ありがとうございます。




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