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「令和ロマンのご様子」ご新規向け個人的おすすめ回+導入メモ

備忘として令和ロマンのご様子のバックナンバーについてのメモを書いておりますが、それにしてもページ数が増えてきたため、個人的な新規布教用のメモをまとめました。
※2023/12/19追記済

毎回面白いしアーカイブを片っ端から聴いてもらうのが一番!とはいえ、それだとなかなかな時間がかかってしまうもの。
そこで、「これから聴き始めようとするとき、自分だったらこういうのがあると便利かも」という観点で、トピックごとにポイントになりそうな回を絞って挙げてみました。
(トピックごとに記載しているため、重複して挙げられている回もあります)

結構絞ったはずなのですが、それでも思ったより数が増えてしまいました。
ここに載せてなくても聴くべき回はいっぱいあるので、やっぱみんなアーカイブ全部聴いてほしいです。

◾️レターの送り方について

レター送付については、2022/08/15のシーズン6-9(第131回)「ごPOW」にてガイドラインが展開され、別途レター送付欄にも詳細が記載されている。
※詳細はこちらのツイートを参照。

ちなみに、ステッカー送付時の宛先(住所・氏名)については、当選時にスタッフからメールが送られてくるため、その際に連絡することになる。


◾️「ご様子」の節目となるような回

・第1回「ご令和ロマン」

2020/02/27 1-1(第1回) 「ご令和ロマン」

記念すべき第1回目。
2人の自己紹介も含まれている。まずはここから。
番組の構成やジングルなどは現在とは異なるものの、全体的な雰囲気は初回からあまり変わっていない。
当時のstand.fmは美容やファッションなどの配信が多かったが、令和ロマンやさすらいラビーを皮切りに、様々な芸人がstand.fmにてラジオ配信を始めている。


・「ペット」という呼称

2020/04/20 1-9(第9回) 「ごバーガー」

この番組では、リスナーのことを「ペット」と呼んでいる。字面だけ見ると激ヤバだが、この呼称には令和ロマンの深い意図が込められていた。
また、この回では先輩芸人・ネイチャーバーガーのことをこれでもかとイジり倒している。こうした近い芸人のネタがガンガン出てくるのも「ご様子」の特徴であり、ペットたちは自然と若手芸人に詳しくなっていくのである。


・「ラジオ屋」による改革

2020/09/28 2-1(第32回)  「ご野上」

ゲストの野上氏は大学お笑いサークルの先輩であり、星野源や霜降り明星などのラジオも手がける名ディレクターでもある。
そんな「ラジオ屋」から番組についてのガチアドバイスを受け、現在ではお馴染みとなったジングルを貰ったのがこの回のこと。
この回の直前である「ごコナン」と、直後の「ご神保さん」を聞き比べると、ここをターニングポイントとして番組が大きな変化を遂げていることがよくわかる。


・ANN0への出演

2021/02/22 3-1(第54回) 「ごッポン放送」

2021/02/13の深夜、天下のニッポン放送にて「令和ロマンのオールナイトニッポン0」が放送された。
令和ロマンにとってのホームである「ご様子」ではその裏側が語られており、現場の率直な感想やスタッフとのやりとりなど、ペットのみならずANN0リスナーも楽しめる内容となっている。
また、ANN0についてのペットたちからのレターも聞きどころのひとつ。その様子は2022/01/09に行われた第100回イベントでも「ご様子」の名場面として堂々の1位に挙げられている。


・番組ステッカー作成

2021/05/03 3-11(第64回) 「ご太鼓」

毎回、レター採用者の中から「完全なるランダム」で1名に送付されているステッカー。それが作成されたのは、番組開始から約1年2ヶ月後のことだった。
この回では、くるまさん自らがデザインしたステッカー作成秘話、そして初期ロットならではの裏話についても触れられている。


・コーナー蠱毒

2021/10/04 4-1(第86回) 「ごバイバルバトルSP」

増えすぎたコーナーを間引くために行われた「コーナーサバイバルバトル」。
その名のとおり全編がコーナーにあてられており、ペットたちが総力をあげて推しコーナーへ送ったレターによって、コーナー同士の生き残りをかけた壮絶なバトルが繰り広げられた。
結果はどうあれ、これ以降コーナーの実施頻度が変わるなど、「ご様子」のひとつの節目となった回であることは間違いない。


・初の公開収録、第100回イベント

2022/01/10 4-15(第100回) 「ご公開収録」

記念すべき100回目であり、初の番組イベントにて公開収録された回。会場の笑い声も入っており、イベントの雰囲気がよく伝わってくる。
ペットたちからの投票で過去の名場面を振り返るコーナーや、名物コーナーでのNo.1レター決定戦など、古参も新規も楽しめる素晴らしい回となった。
このときイベントの参加者にはロゴ入りのカラビナが配られており、その余剰在庫分がこれ以降の回で「特に良いレター」に対して配布されることとなっている。
※イベント参加時の備忘はこちら。また、番組スタッフ横澤氏による振り返り記事はこちら。


・初の生放送、stand.fmプレミアムウィーク

2022/04/18 さすらいラビー×令和ロマン「兄弟番組」生放送

stand.fmプレミアムウィーク 芸人編」とは、stand.fmにて2022/04/18〜22に行われた、様々な芸人が生放送を行うスペシャル企画のこと。その栄えあるトップバッターを勤めたのが、「令和ロマンのご様子」と、番組開始時からたびたび話題に上がっていた「さすらいラビーのオーライパパ」だった。
stand.fm黎明期から番組を担ってきた2組であるが、stand.fmでの生放送を行うのはこの回が初めて。リアルタイムでのリスナーとのやりとりなど、生放送ならではの内容となっている。


・LIVE STANDでの公開生配信

2022/08/20 LIVE STANDから公開生配信 令和ロマンのご様子

2022/08/20 LIVE STANDから公開生配信 令和ロマン×さや香

吉本興業が主催する超大型イベント・LIVE STAND東京ではstand.fm専用ブースが作られており、そこで「ご様子」をはじめとした様々な番組の公開生配信が行われていた。
「ご様子」としては2回目の生配信であり、イベント会場の空気や他の芸人とのやりとりなど、普段の配信とはまた違った雰囲気が感じられる回となっている。


・M-1グランプリ2022敗者復活戦

2022/12/19 シーズン8-1(第149回) 「ごせい」

M-1グランプリ2022の敗者復活戦にて、数々の強豪を抑えて2位という成績を収めた令和ロマン。
惜しくも決勝には届かなかったものの、これを期に世間からの注目度が上がり、地方での出番も格段に増えることとなる。
この回はその激戦の翌日に収録・配信されたものであり、敗者復活戦の裏話が様々な芸人のエピソードとともに臨場感たっぷりに語られている。


・3周年イベント

2023/08/14 シーズン10-6(183回) 「ごん周年」

2023/08/11に武蔵野公会堂で行われた「令和ロマンのご様子 3周年記念イベント」の模様がほぼそのまま収録されている回。
事前に募集したグッズ案から作成されたグッズの販売にはじまり、会場でレター投稿者と直接会話したり、この3年間の振り返りをしたり、大変めでたい報告があったり、会場大盛り上がりのスペシャルゲストが来たりと、1時間半があっという間に思えること間違いなし。
一度日程が延期になるというアクシデントもあったものの、上がりまくったハードルを軽々と超えるような素晴らしいイベントだった。
この回を楽しむには、横澤氏に彼女ができた「ごしちゃえよ?」と、神回とも名高いトニーフランク氏ゲスト回「ごつらい」を聞き返しておくことをおすすめしたい。


◾️シーズン制の内訳

「ご様子」では、アーカイブのタイトルにシーズン制が導入されている。
※当初は「第○回」という普通の回数表記だったが、2022/04/11の5-13(第113回)「ご兆」にてアーカイブの多さが指摘され、2022/04/25の5-15(第115回)「ご喫」からシーズン制が導入された。

各シーズンの特徴は以下の通り。

・シーズン1:第1回〜第31回(2020/02/27〜09/21)
主に3本録りの時期。レター数も少なく、手探り感の強かった印象。
代表的なコーナーとしては、「松井さん、これって思うの私だけ?」「松井さん、こちらの嗜好品いかがですか?」「スポンサードしておくれ」「大御所の名言」など。

・シーズン2:第32回〜第53回(2020/09/28〜2021/02/15)
ラジオ屋から貰ったジングルや、2本録りによるタイムリーなトークもあり、かなりラジオ番組らしさが上がった時期。レター数も、30通未満から100通を超えるまでに伸びている。くるまさん看板コーナー「渋谷セキュリティポリス」の開始やNHK新人お笑い大賞の受賞もこのころ。

・シーズン3:第54回〜第85回(2021/02/22〜09/27)
ANN0からの新規ペットが増え、様々なコーナーが盛り上がった時期。ステッカーの配布や「海の声」のジングルも始まり、外部イベントのラジオリスナーフェスにも参加した。
「DAIWA!」「イケメンあちまれ〜」「教えて、松井先生」「教えて、おもしろラジオ」「感動ファクトリー」はこの時期。

・シーズン4:第86回〜第100回(2021/10/04〜2022/01/10)
コーナーを減らすために「コーナーサバイバルバトル」が行われたものの、そこからさらに「やばたにえん」「大御所」などが追加され、結局たくさんのコーナーが乱立した時期。
第100回イベントでの「最強ペット決定戦」もあり、ペットのレター力が問われていた印象が強い。

・シーズン5:第101回〜第122回(2022/01/17〜06/13)
100回という節目を迎え、さらに様々な変革が行われた時期。
「ハッシュタグなどの代替案」「好きな四字熟語」といった短めのコーナーが定着し、「150回目ゲストへの質問」「お前、消されるぞ」「歌って、くるま先生」「気づかないんだろうな〜」といったコーナーが生まれた一方で、シーズン制の導入とそれに伴うコーナー断捨離や、2本録りから1本録りへの変更など、毎回新鮮な驚きに満ちている。
「横澤の彼女募集」が行われたのもこのシーズンであり、その円満終了とともにシーズンの切り替えが宣言された。

・シーズン6:第113回〜第134回(2022/06/20〜09/05)
1本録りになったことでよりタイムリーに近況報告が行われ、またレター送付時のフォーマットも提示されるなど、よりラジオ感が上がった時期。
「stand.fmの景観保護方法」「ニシダじゃん」「愚」「寺お笑い」などのコーナーが突然生まれて盛り上がる一方、古参コーナーは冷凍保存され実施頻度が格段に下がっている。

・シーズン7:第135回〜第148回(2022/09/12〜12/12)
ユデロンリグゼ観音日和など、番組で触れた方々に認知されていたのが印象的だった時期。M-1準決勝進出もこの頃であり、それだけ令和ロマンの知名度が上がっているということだろう。
シーズン切り替わりは「みんな、ユデロンになろう!」のオープニングコーナー化に伴うものだったが、後発コーナー「みんな、シン・りょうになろう!」とともにすぐ終了し、OPはすぐ元に戻っている。
他のコーナーとしては「寺お笑い」が終了し、「プラスマイナスゼロ」「SNSを盛り上げたいんや」「M-1ツアーの予想」が開始している。また「ご様子流行語大賞2022」も発表され、これをもってシーズン8への切り替えが行われた。

・シーズン8:第149回〜第164回(2022/12/19〜2023/04/03)
M-1グランプリ2022敗者復活戦2位という成績を収め、「脳盗」へのゲスト出演やM-1ツアーといった新たな仕事が増えたことで、毎週のエピソードトークが存分に語られていた時期。
「第150回ゲストへの質問」が役目を終えた一方で、「フットバース」「やめてよ小池」「3周年イベントのグッズ案」「身近なバスケ」が開始されているが、実施回数の少ないコーナーに対しても容赦ない冷凍送りが断行されていた。

・シーズン9:第165回〜第177回(2023/04/10〜2023/07/03)
毎週のように入っている地方での仕事や、上漫・ABCなどの賞レースの話とともに、「ご様子3周年イベントのグッズ案」「Vtuberオーディション」といったペット参加型のコーナーが大いに盛り上がった時期。
また、作家のアサクラさんにより時事ネタの資料が用意されたり、神回と名高いトニーフランク氏ゲスト回に新ジングルが作成されたりという小さな変化も起きていた。
このときに始まったコーナーとしては「まさにレベニューシェア」「ケムリ先生が30代にすべきこと」「○○おじ」「Vtuberオーディション」「レストランsatoのメニュー案」がある。

・シーズン10:第178回〜第184回(2023/07/10〜2023/08/21)
ABC準優勝(2年連続準優勝・ABEMA賞受賞)とともに開始されたシーズン。
この期間に行われたコーナーはほぼ「Vtuberオーディション」のみだったが、毎週個性的な候補者のレターや音声が紹介され、大いに盛り上がっていた。
3周年イベントが行われたのもこの時期であり、イベントの実施とVtuberオーディション優勝者決定をもってシーズンが切り替わっている。

・シーズン11:第185回〜第197回(2023/08/28〜2023/11/20)
ラヴィット!やANNX、ケムリさんの三四郎ANN0出演などでさらに知名度が上がる一方で、イベントグッズの転売の発生やペット数のわりにレターが少ないという「多頭飼育崩壊」が問題となった時期。
そこから「転売マン撲滅」「ポエム」「明日までにやれ!」のコーナーが始まっている。
また、GERAの番組「ヤーレンズのラジオの虎」とのコラボもあり、それを機会にシーズンの切り替えが行われた。


◾️「ご様子」を支えるスタッフ陣

「令和ロマンのご様子」には、パーソナリティである令和ロマン以外にも、(話題に出ている限りでは)2名のstand.fmスタッフが関わっている。
両名とも「ご様子」以外の芸人の番組も担当されており、それぞれのTwitterアカウントでは、スタッフ目線での各収録の裏側が垣間見れることも。

※どうやらスタッフのお2人は本記事のことをご存知の模様。嬉しい反面、拙い内容で恥ずかしい…。もっと僕がまとめ上手ならば、最高なんですが。

・うっかり系愛されスタッフ 横澤氏

慶應大学お笑いサークル「O-keis」の後輩であり、すっかり名物スタッフとなった横澤氏。
stand.fmには社長の中川氏に拾われる形で働き始め、「ご様子」以外にも様々な芸人ラジオに携わることで多くの芸人にイジられ愛されている。
機材の扱いに不慣れな頃はたびたびアクシデントを起こしていたが、音声編集やステッカー発送、打ち込みでのコーナーSE作成もこなすなど、今や「ご様子」になくてはならない存在となった。
M-1 2020決勝の観覧に当選し現場での詳細なレポを披露したり現役音響マンであるペットからレターでガチアドバイスを貰ったりと、裏方ながらその活躍がよく見える方もである。
その行動力は、コロナ陽性により療養中のケムリさんの代打を(ラジオ屋・野上夫妻とともに)立派に務め上げ「横澤の恋人募集」コーナーを迅速かつ円満に終わらせるといった場面からも窺い知ることができる。
そんな横澤氏だが、3周年イベントにてご結婚を発表。お相手は「横澤の彼女募集」でできた彼女さんであり、婚姻届の証人には令和ロマンの2人が署名している。末永くお幸せに!

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・看板コーナーの生みの親 堺女史

第1回から「ご様子」に携わり、長寿コーナー「松井さん、これって思うの私だけ?」の発案者でもあるstand.fmの敏腕スタッフ。
かなりのお笑い好きであり、比較的知名度の低い芸人のラジオも数多く聴いているお方。そしてその驚きの素性については、2020/06/29の1-19(第19回)「ご子孫」にて触れられている。
令和ロマンに促されて放送中に喋ることもある横澤氏と異なり、笑い声すらほとんど放送に乗ることのない奥ゆかしい方でもある。その一方、stand.fmにて「女子校育ちのまりつんラジオ」というチャンネルを持っていたり、「令和ロマンのANN0」の収録現場に付いて行ったり、ケムリドッキリをノリノリで仕掛けたりするお茶目な一面も。
2023/8頃からラジオ収録現場での仕事から別の仕事へ主軸がシフトしているようだが、ご様子3周年イベントにはスタッフとして参加されており、まだまだご様子には関わっている模様。

X(旧:Twitter)のアカウントはこちら


◾️募集中のコーナー

「ご様子」には、数多くの募集事項(コーナー)が存在している。
そのせいか各コーナーの実施頻度はまちまちであり、レターを送ってから数ヶ月後に読まれるなんてことも普通にあるほど。
特に古参コーナーは「冷凍保存中」と称されるほど実施頻度が低い。しかしどのコーナーもいつ実施されるか分からないため、「油断せずに送るように」とアナウンスされている。
また、stand.fmのレター送付画面には募集コーナーの一覧が書かれているが、文字数制限があるため一部のものしか書けていない模様。(2022/05/04時点)送付画面にはレターに関する諸注意が記載され、募集コーナーは各回の概要欄に記載されることになった。

→ページが重くなってきたため、募集中/終了済コーナーについてはこちらのページに分割しました。


◾️ゲスト回(敬称略)

「ご様子」は過去に11回ゲストを呼んでいる。
ほとんどが芸人ではない方々であり、今後のゲストにも期待が募るばかり。

→ページが重くなってきたため、ゲスト回についてはこちらのページに分割しました。


◾️第100回イベントで発表された「ご様子」名場面ベスト5

イベントにて行われたコーナー「令和ロマンのご様子、ここが面白いよん!〜完全版〜」にて、過去の名場面のランキングが投票で決定されている。
どの回がランクインしていたのかは、具体的な場面と秒数も含めて、スタッフの横澤氏のnoteにまとめられている。


◾️上記以外で、個人的に好きだった回など

・喫煙者の掌返し

ヘビースモーカーであるケムリさんのために「松井さん、こちらの嗜好品いかがですか?」のコーナーが行われていたはずが、実はコロナ禍での在宅期間に難なく禁煙していたことを2020/06/22の1-18(第18回)「ごダルク」にてサラッと発表。
その際、タバコと喫煙者のことをしこたま叩いていたにも関わらず、そのわずか3ヶ月後である2020/09/14の1-30(第30回)「ごマネ」にて、今度はあっさり禁煙を終了したことを悪びれずに報告していた。
自分が吐いた罵詈雑言を完全に無視して開き直るその様子には、「さすが金持ち」と逆に感心すら覚えてしまった。


・O-keisの絆

慶應大学お笑いサークル「O-keis」出身者をはじめ、様々な大学芸人の名前が当たり前のように出てくるのも「ご様子」の大きな特徴のひとつ。
中でも、2021/09/06の3-29(第82回)「ご夏の思い出大放出SP」で語られた「全日本アマチュア芸人No.1決定戦」の話は臨場感も凄まじく、卒業後に社会人となった元大学お笑いメンバーの現在や、彼らに対するくるまさんの熱い想いがよく伝わってくる回となっている。
ちなみに、放送内で語られていたindex小笠原氏の勇姿は、大会主催である「わらリーマン」のYouTubeチャンネルにUPされている。こちらもあわせて是非視聴してほしい。


・お笑いQOL向上ラジオ

「ご様子」では、大学芸人以外にも(吉本・他事務所問わず)様々な芸人の名前が登場する。
その人についての具体的なエピソードが語られることもあれば、何かの例えで名前が出されるだけのこともあるが、共通しているのは2人とも「すごく楽しそう」なこと。ゲラゲラ笑いながら名前を出されると、それが今まで知らなかった芸人でも、「きっと面白い人なんだろうな」とポジティブな興味を引き出されるのは、おそらく自分だけではないと思う。
他の芸人のネタが会話の中で取り入れられている場面も珍しいことではなく、やす子の「はい〜」(2021/10/11の4-2(第87回)「ごはい〜」14:20頃から)、そいつどいつの「あんな字あった〜?」(2020/06/22の1-18(第18回)「ごダルク」10:50頃から)、ダニエルズの「大きい声出すな!」(2021/01/11の2-16(第48回)「ごどこの?」31:30頃から)など、いちいち挙げていけばキリがないほど。
また、2020/12/07の2-11(第43回)「ごほのぼの」ではトンツカタン森本氏の凄さを熱弁しつつ、ライブシーンには様々な面白い芸人がいることを力説していた。


・infoとbot

お笑い芸人には、出演情報などをまとめるTwitterアカウント、いわゆる「info」があることが多い。それらはたいてい一般のファンの方が運営しており、生活環境の変化などで継続が難しくなると、info管理の引き継ぎが行われることがある。
そんな「令和ロマンinfo」の交代や、「偽info」による荒らし行為について触れられていたのが、2020/04/13の1-8(第8回)「ご香」および、2021/07/12の3-21(第74回)「ご血餅2」でのこと。ここでは、エゴサに留まらない2人のデジタルネイティブっぷりを改めて感じることができる。
また、ケムリさんのTwitterアカウントをもじった派生botが複数出現した際には、そのフォロワー数を確認するなど、放送内でも楽しそうに取り上げていた。(2021/06/21の3-18(第71回)「ご反論」、2021/08/16の3-26(第79回)「ごペルチェ素子」など)
ネットミームを駆使してTwitter漫才を披露するだけでなく、「ネットのオモチャ」になることについてむしろ楽しんでいるその姿勢は、流石は「なんJ民」と「本籍地が5ch」のコンビと言わざるを得ないだろう。


・賞金の分配について

お笑いの賞レースには「賞金」がつきもの。もちろんそれだけが目的なわけではないが、若手芸人にとっては大きな存在であることは確かだろう。
一般的に賞金はコンビで等分されることが多いようだが、上方漫才大賞新人賞の賞金100万円に対してその常識が覆されたのが2023/05/15の9-6(第170回)「ご倍」でのこと。
この回では、くるまさんのモチベーションのために50万円の権利をいとも簡単に手放すことができるケムリさんの余裕っぷりと、全力で狂喜乱舞するくるまさんの奇声を聞くことができる。
残念ながら上漫の新人賞を受賞することはできなかったが、このやりとりはその後も恒例となっており、同年のABCお笑いグランプリラフターナイトチャンピオン大会、そしてM-1グランプリ決勝でも同じやりとりが行われている。
実はM-1については上漫の回でも触れられており、決勝進出という点では有言実行できているのも胸熱ポイント。


◾️YouTube

・【radio routine】ラジオ"令和ロマンのご様子"の裏側

令和ロマンのYouTubeチャンネルにUPされている、「ご様子」収録のご様子動画がこちら。
当時の収録場所(stand.fmの本社)やスタッフなど、「ご様子」がどのように作られているのかがよくわかる内容となっている。
ここで収録されていたのは、2020/11/30の2-10(第42回)「ごララランド」と、2020/12/07の2-11(第43回)「ごほのぼの」の回。


・金持ちに初めてのドッキリ【令和ロマン】

「金持ち」ことケムリさんをターゲットとしたハニートラップドッキリ。舞台は「ご様子」収録の場であり、仕掛人の堺女史がノリノリの名演技でケムリさんに迫っていた。
2021/05/10の3-12(第65回)「ごッキリ」では、このドッキリについてのそれぞれの感想と、令和ロマンのドッキリに対する考え方が語られている。こちらを聴いてから再度動画を見ると、その面白さがより深みを増すこと間違いなし。


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