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「令和ロマンのご様子100回記念イベント」当日話

はじめに

2022年1月9日(日)、stand.fmにて毎週配信中の令和ロマンのご様子の第100回を記念して番組イベントが行われました!

僕は普段から台本作成したり編集したりという形で番組に関わっているので、今回どんな経緯でイベントが開催されて構成されていたのかを次なる番組イベントに向けて記録しておこうと思い立ち、このnoteを書いています。

一言にまとめると今回のイベントはとにかくとにかく楽しかったです。僕は「内輪笑いがウケている瞬間」が一番楽しいし幸せを感じくらい好きなので、そんな瞬間が続く今回のイベントはとても楽しいものでした。もっと番組が大きくなって、次も良い場を作れたらなと思ってます。

会場について

終演後の会場

12月に急遽開催決定したことなどから、第50回で番組にゲストとしても出てくれた綾太郎さんの会社、newnのオープンスペースをお借りして開催しました。当然イベントをやるのも初めての場所で、椅子も各会議室からかき集めて、最終的に60人近くの方にお越し頂きました。ちなみに内訳としては、男性15人、女性45人でちょうど3/4が女性という感じでした。

開場中「この人たちが普段聞いてくれているのか〜!」という勝手な親近感を感じて全員に話しかけたい衝動に襲われましたが、リスナーの層的に同年代かつしっかり働かれてる常識人の方が大半だと思ったのでその衝動は抑えました。一緒に初詣に行ってくれるデブライスさんのような(おかしい)存在ばかりじゃないんだとわかっていたので、何故かお客さんとして普通に来ていたお笑いサークルの先輩丹波さんとばかり話していました。
(丹波さん、プロジェクターの画面が切れてることを指摘してくれたりありがとうございました!)

そして感想にも沢山書かれていた辿り着きにくさについてです。渋谷のあの辺りは未だに僕も迷うくらい親しみがないエリアで更には普通のオフィスビルでの開催だった分、入口もわかりにくく本当に来にくかったと思います。しかし、ほぼ遅れることなくご来場くださった皆さんありがとうございます。さすが常識人の集まりです。それと開場時間のことを集合時間のようにアナウンスして混乱された方もいたみたいで大変申し訳ありませんでした。次はもっとアクセスの良い場所でやれるようにします!

ちなみにイベントの様子を知った綾太郎さんは「めっちゃ凄いじゃん〜!」と興奮した様子で反応してくれました。「こういうイベントこれからもやりたいけど人があんまいないね〜。横澤増やす?」と定例で言ってくれたのが個人的にめっちゃ嬉しかったです。第50回でも触れてもらった通り、就活も100社落ちてインターンもクビになりかけていた僕は綾太郎さんに拾われて命を長らえたので、綾太郎さんに「横澤増やす?」と言ってもらえたのは褒め言葉に感じました。正社員ではなく業務委託のような形で携わり続けてるstand.fmですが、これからもよろしくお願いします!

カラビナについて

黒も白もあったのに…

来場者プレゼントはどうしようという話をしたときに松井さんが「カラビナ」と即答。その瞬間は「カラビナ?…何それ?」となったんですが、調べてみたら意外と安く作れるし番組名を入れるだけでオリジナリティ出るグッズになりそうだなと思ってすぐに発注しました。結果としてイベント当日の午前に届くことになり、高津の一軒家にて一緒にルームシェアしている同居人の松島さん(髙比良さんが大学入学後最初に組んだ薄暗いモラルというコンビの人)に開場前に持ってきてもらいました。料理洗濯掃除といった家事全般を僕が担当して恩を売っていた強みがここに来て発揮されました。

ただし、「ガンメタでしか見ない赤」とイベント中にも言われていたように色は真紅の赤。年末年始の営業休止前にデザインを入稿するというバタバタに見舞われはしたものの色について相談する時間は確かにあったのに、何故か僕は迷わず赤を選んでいました。緑はなかったものの黒や白色カラビナもあった中で、何故か赤を選んでいました。
普段扱うレター1つでも本人達に相談してるのに色について本人達に確認せず、そして何故か全く迷わず赤を選んでいたのか自分でもわかりません。自分でも残りを持ち帰って赤カラビナの使えなさに悩んでます。
良い用途を見つけた人は教えて欲しいです。

企画①「令和ロマンのご様子、ここが面白いよん!〜完全版〜」について

ラジオリスナーフェス出演時の話は第85回にて

ラジオリスナーフェスというイベントに番組として出演した際に、総集編みたいなものを流そうということでリスナー(ペット)の方々から過去の名シーンとか魅力となるところを募集したのですが、イベントで扱いきれなかったレターやシーンを改めて扱おうということでやったコーナーでした!僕が探してきたヒューンみたいな音を「なげえよ、腹立つわこの音」と言われた点以外は盛り上がってて楽しかったです!どこの音声を流すのかという台本は集計が終わって音声編集し終わった当日の朝に渡したので、それをご本人たちがあれだけ面白く反応されてた凄さは言うまでもないのですが、僕なりに簡単に振り返ります。

第5位「くるまの壊滅的な数字の弱さ」

第49回の10:50〜の音声を流しました。マヂカルラブリー寄席のチケット売上を計算する際に露呈した髙比良さんの数字の弱さをピックアップしたシーンです。その時に髙比良さんがマヂカルラブリーの寄席について「めっちゃ目新しいものというわけではなく厳密には見たことある風景だった」と話していたように、確かにああいう舞台に立つ人をイジるみたいな構図はめっちゃ目新しいという感じでもなかったなと思います。それこそオーケイズの時にネタ見せ(部員同士でネタを見せ合って感想を言い合ったりする毎週やってるサークル行事)でも裏笑い的な要素がある人のネタのときに野次を飛ばしたりしていたのでそれに近いなーとか思ってました。それにしても高比良さんの数字の弱さのシーンや当日計算し直して「12億?」と答えたシーンはめちゃくちゃ面白かったです!

第4位「オリジナルソング」

第55回の0:00〜の音声を流しました。松井さんもオリジナルソングを歌うべきという話の流れから髙比良さんの歌に合わせてコーラスと合いの手を松井さんも入れるシーンです。松井さんの海の声ややばたにえんのジングルなど、ご本人たちの歌に打ち込みの音を入れるのはオーケイズの後輩の力を借りつつちょいちょいやっているのですが、このオリジナルソングでも同じことを試そうとしたものの元々の歌の部分が面白すぎて結局何もできなかった記憶があります。ここに来てランクインしたことからイベントでその面白さを再認識できて嬉しかったです。おふたりが歌う面白いシーンはこれからも沢山生まれると思うので楽しみです。ちなみに第99回の話を聞いてTikTok LIVEの動画を見てからAIさんのstoryを聞くたびに笑いが込み上げてくるようになってしまいました。

第3位「自分を直樹呼びしてしまうくるま」

第14回の9:55〜の音声を流しました。「この回のここが面白い!」という風に複数の人が秒数まで指定していたりご本人たちも「これは覚えてるわ〜」と話していたりしたので間違いなく名シーンでしょう。ママタルトさんのstand.fmやカンニング竹山さんの街録チャンネルでも最近似たようなことが語られていましたが、芸名を名乗る人は周りから芸名で呼ばれることが増えて本名のアイデンティティを失う時期があるのかもしれません。それにしても自分のことを直樹呼びしちゃうのは意味がわからないし、それに対する理由つけも意味がわからなくて面白かったです!

第2位「野上さん登場回」

第32回の序盤部分でカットとなった箇所をイベント内でのみ流しました。野上さんが番組制作の最前線から離れて会社内でくすぶってた時期の話で、一度はそのまま流したものの、その後から「ごめん!あそこの部分が社内で問題になりかけてる!」と言われて後から削除した部分です。“昼休みに酒を飲んだことがある”というような内容の、人に迷惑かけるような話ではないのですが、念のため公開音源では削除しました。削除してくれと言われた当時、一時的に非公開にしてくれとエンジニアの森さんに頼み込んだのも記憶に新しいです。僕は本人の指示でTwitterのプロフィールに書くほどノガミチルドレンを自称しており、大学2年生の時には「横澤は野上さんの悪いところしか受け継げていない」と言われてはいたものの野上さんのやることなすことを真似しようとするほど影響を受けていたので、この回がリスナーの人にまで受け入れられてたのは改めて内輪がウケていることを感じで凄く嬉しかったです。そしてそんな野上さんも番組ディレクターとして関わった第1位は…

第1位「オールナイトニッポン0にてハガキ職人に敗北」

第54回の36:50〜の音声を流しました。レター数でも圧倒的に多かったオールナイトニッポン0反省会にて普段からレターを送ってくれるペットの皆さんからのメールがオールナイトニッポン0内にて全く読まれなかったことについて皆で反省するシーンです。ちなみにオールナイトニッポンには僕と堺さんも見学に行ったのですが、番組中に僕の差し入れカヌレを食べて髙比良さんが体力回復したりというサイドストーリーもありました。その際の出来事は僕のstand.fmにて配信しているのでよろしければ是非お聴きください😊

企画②「ナンバーワンペット決定戦」について

賞状のフレームはテレ東の友人から貰ったもので家に余ってた私物

イベントをやるに当たってイベント限定のコーナーを何かしらやろうと言うことで生まれた「ナンバーワンペット決定戦」というコーナーです。何かやりたいことありますか?と収録時に聞いたら「レター通過率100%」とだけ髙比良さんが言って、これも「??」となったのですが、沢山のレター応募・座王システムの導入や賞状の作成もあってなんとなく形にすることが出来ました。ここに関しては全くのノータッチという感じでおふたりがコーナーを楽しむ様子を見てもらい、僕も楽しく見させて貰いました。最初は本当に「感動ファクトリー」で争おうという話をしてたのですが、さすがに「松井さん、これって思うの私だけ?」で争うことになりレター募集も開始しました。そしてなんと、期間内の応募総数も300通超えという沢山のレター!ありがとうございました!

僕は普段からレターのチョイスにはほぼ関わらず全て髙比良さんのチェックが入った上で実際に読まれるという流れなのですが、応募期間内に送ってもらったレターも全て髙比良さんにチェックしてもらっています。

実際に流れた第100回について

1時間半近くあった今回のイベントを45分にまで短くして放送しました。まずは僕の手による編集で55分にまで縮め、その後髙比良さんによる編集で45分にしてくれた音声が届いたのでそちらで公開設定しました。

普段から収録後に編集して公開しているものの、30分以上削らなければならない(当時、stand.fmでは60分の音声までしかアップできなかった)というのは初めての経験でなかなかキツイものがあり、髙比良さんの声がデカすぎたからかほとんど音が割れていたDAIWAの部分も含めて泣く泣くカットしました。

また、以前「さすらいラビーのオーライパパ」にゲスト出演された際に「YouTube用の動画を編集するくらいの感覚で間を切って切って編集している」と言っていたように、普段から髙比良さんはかなりスタイリッシュに編集してくれています。基本的にコーナーレターの部分は髙比良さんチョイスで今回のナンバーワンペット決定戦のレターチョイスも髙比良さんがやってくれています。そして更には編集までしてくれているのです。もともとコンテンツ摂取量が異常な人で、今も劇場最前線にいる人なので編集の感覚も言うまでもなく凄いです。毎回音声が届いた後に自分の編集後音声と髙比良さんの編集後音声を聴き比べて「あ〜なるほど〜!ここをこう切るのか〜!」と1人で納得してなるべく髙比良さんによる編集の感覚を身に付けられるようにしています。技術的に音声編集の技術自体は後天的に身につけられても、こういう感覚は簡単に追いつけるものではないと思うので毎回勉強になってます。編集にまで髙比良さんがガッツリ関わってくれているのもご様子の強みです!

終わりに

あれも書きたいこれも書きたいと思ううちに5000文字を超える文量になってしまいましたが、ここまでたどり着いてくださった方、ありがとうございます!!ずっと言っていますが次もイベントやりたいと思っておりますので、引き続きどうぞ「令和ロマンのご様子」をよろしくお願いします!!

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