きっとナイチンゲールは嘆いている
突然ですが、もしも今の時代にナイチンゲールが生きていたらどんなことをしているだろうと想像してみました。
私の想像はこうです。
社会起業家であり、登録者数100万人を超えるユーチューバーで、本を出せば即増刷のベストセラー。ツイッターで呟こうものなら大バズリ…
日々、現場をこなしながらも時間を作って厚労省へ声を届けている…
スニーカーを履きつぶしては買い替え、厚労省にはテーラーメイドな服装で背筋を伸ばしてさっそうと入っていく。
そんなわけわからない想像を膨らませながら聴いていたのが@akinori_kasuyaさんのPodcast
今回のテーマは『看護の自己犠牲と献身性を考える』
https://twitter.com/akinori_kasuya/status/1669171260528664578?s=20
毎度毎度、私にとっては大変タイムリーな話題を話してくださる。
ありがたいったらないです。
さて、冒頭の想像に戻りましょう。
令和の日本にもしもナイチンゲールが生きていたら…
きっと言うだろう
「犠牲なき献身こそ真の奉仕」を勘違いしないでいただけますか!?と…
緊急で動画回しちゃうだろうな多分、いや絶対。
潜在看護師は好きで潜っているわけじゃない
潜在看護師について思うことを書いたnoteはこちら
https://note.com/preview/n5170bdad1014?prev_access_key=f193191bb0ed8049fe4081484c82aa2d
・働きたい。でも、働くために必要なサポートが足りないだから結局働かない(子育てしながらの職場復帰って家庭内交代制でも取り入れなきゃ無理マジで)
・働きたい。でも、疲れてしまった。また燃え尽きるかもしれない。人材不足ってわかりきっている中で復帰は不安。だから、働かない。
・仕事内容が複雑で煩雑、看護技術や業務への不安よりも、その複雑さや煩雑さに対応できる自信がない、遂行できる能力がない。
…潜在な理由は様々だけれど「ありがとう」より「働く看護師の処遇改善」じゃ!のみ。
潜在看護師を発掘するよりも、潜らなくて済む、燃え尽きなくて済むそんな働き方が看護師ができるならば、日本はもう少し優しいしゃかいになるんじゃないの…そんなことを考えていたので
令和の時代にナイチンゲールが生きていたらなんて言うのかなって思うのです。
でも、令和のナイチンゲールを待つよりも、結局自分たちの事実を届けること、その事実を届けるための行動こそが、働く看護師の処遇改善につながり、潜在看護師や燃え尽きの予防になるし、看護師にこだわらず自由な職業を選べることができるかもしれない…
やっぱり、令和版ナイチンゲール氏は必要かもしれない…
緊急で動画回してください。
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