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ピンバッジコレクションを眺めて思い出に浸る

夫に出来て、私に出来ないこと。

それは何かを地道に続けることで
夫のピンバッジコレクションは
かれこれ20年くらい続いています。

旅先やお出掛け先で必ずと言っていいほど
夫はピンバッジを買い求めます。
いまや、小2と年少の娘達も巻き添えにして
お土産屋さんで真っ先に探すのはピンバッジ。

ただのバッジといえど、その種類は多種多様。
お店オリジナルのピンバッジもあれば、
ガシャポンで入手するピンバッジもあります。
値段もピンキリです。

確かに、いろいろ集めたくなる気持ちは分かる…ような。

貯まるにたまったピンバッジはリビングの壁に誇らしげに飾られています。

全部で100個は軽く超えているピンバッジ
(写真は一部です)

我が家のピンバッジコレクションのうち
特に思い入れのある4つを紹介します。


①学生時代に奮発したポルシェバッジ

夫が二十歳の夏に訪れたドイツで購入したという、ポルシェ本場のピンバッジ。当時1つ1,000円を超える代物で、数あるピンバッジのなかでもダントツに高値なものだったそうです。
200円のガシャポンや100均で入手できるピンバッジがある中、1つ1,000円は十分高価だと思います。

何より、お金がない学生の頃に1,000円も払ったという自己充足がこのピンバッジに込められているようです。二十歳の夫よ、よく奮発した!

②高級感漂う迎賓館バッジ

こちらも、ポルシェ同様お高いピンバッジでした。
プリンセスに憧れる娘達を”本物の宮殿”に連れて行ったときに購入したものです。

シンプルで気品高きデザインはまさに、国宝・迎賓館赤坂離宮にピッタリです。色味がないのもまた良き!
おしゃれな人だったらファッションアイテムとしても使えるのではないかしら。

迎賓館のお土産売店でピンバッジを売っているとは思っていなかったので、見つけたときは家族全員で歓声を上げてしまいました。

③甘酸っぱい思いを想起させるアラジンバッジ

学生時代に私が大好きだった劇団四季のミュージカル。社会人になっても四季劇場へ足を運んでいました。

2015年、開幕したてで大人気だったアラジン。その当時、抽選販売だったチケットを購入して
半休を取ってはるばる汐留まで向かったという
熱狂ぶり。今でいう推し活ってやつですね。

長女妊娠中でつわりを患いながら観賞したのも
今となっては良い思い出です。(しかもその日は結婚記念日でした。)懐かしい!

④滅多に踏み込めない米軍基地バッジ

限られた開放日にしか足を踏み入れることができない、近いようで遠い存在の米軍基地。
一歩踏み入れると、そこは米国そのもの。
(家の敷地が広い、道路が広い!)

コロナ禍により暫く開放日が設けられていませんでしたが、昨夏は実に4年ぶりに開催された米軍基地開放イベントへ参加しました。

基地内に設置されたテント売店では
なんと!
日本各地の基地バッジが売っていたのです。
普天間基地もありました…。

ピンバッジコレクターと思われる方はたくさん購入されていました。たしか、2つで7ドル位でした。

また今年も、子ども達を連れて行きたいなぁ。タコベルが食べたいです。

普段は記憶力がよろしくない夫ですが
なぜかピンバッジを語りだすと
バッジ一つについて当時の詳細をよく覚えていること!

エピソード記憶ってやつでしょうかね。

これだけ覚えているなら
可燃ごみ/プラゴミの日も覚えてほしいなぁ…
と思ってしまう私です。
(記憶の種類が違うかもしれませんが。)

ピンバッジの数が増えるたび、
家族の思い出も増えていると思うと
この小さな金属に愛おしさを覚えます。

これからも親子でコレクションを楽しもうと思います。

さあ、次はどんなピンバッジを入手できるでしょうか?!

※可愛らしい区切り線たち。こちらは、以前よりフォローしているsakuさんが記事内でご紹介くださった#賑やかし帯です。使用させていただきました。ありがとうございました★



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