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2024年度の試み丨おこづかい旅払い制度

こんにちは、旅好きママBanana310です。

わが家には、小3と年中の姉妹がいます。
旅行を通じた経験が子ども達の成長につながることを願い、試行錯誤している日々です。

さて、今年度に入っての試みは
旅行×子どものお金の管理

わが家では、子どもたちにおこづかい制をまだ導入していません。とはいえ、行く先で出会うモノ・コトに魅了され「あれが欲しい」「あれやりたい」のおねだり合戦に悩まされています。
((パパとママは君たちのお財布じゃないんだぞーー!))

そこで、旅行やお祭り等子どもがお金を欲しがるイベントのタイミングで、まるっとおこづかいを渡してみることにしました。まずは短いスパンでのお金の管理・やりくりを覚えて欲しいというねらいです。

ちょうど、小3長女が算数の単元で「おおきい数」を扱っていたことも相まって、今年度から、おこづかいの都度払いならぬ旅払い制度を導入してみました。

結果
おこづかい旅払い制度、良き!

子どもたちは「自由に使える自分のお金」で買い物が楽しくなったとのことです。欲しいから買って?と、親の許可を得る必要がないんですもの。そりゃ楽しいですよね。そして、自分のお金で買ったモノを大事にしています。

親としては、おこづかいとして現金を渡した時点で「子どもの好きにさせるお金」という覚悟が決まります。口出しの数が減るほか、出費が頻発するストレスも減るという副次的効果も…!

5月の上野・浅草へ小旅行をしたときのこと。

旅行のおこづかいとして、当日の朝に2000円ずつ子ども達へ渡しました。(次女のお小遣いは、小さなジップロックの袋にいれて、私が管理しました。)

すると、長女と次女でお金の使い方が全然違ったのです。

長女(小3)の場合:計画的
次女(4歳)の場合:衝動的

わが家の姉妹の場合

長女
上野動物園で友達へのお土産と自分で使う文房具を買い、翌日にスカイツリーではシャーペンを買っていました。

手にする品1つ1つの値段を確認しながら慎重に選び、2000円ギリギリに納めていました。買ったものの中には、祖父母へのお土産(雷おこし)まで!
我が子ながら感心する使い方でした。

次女
動物園売店の店頭に並んだパンダのぬいぐるみを、迷いなく掴んで意気揚々と
「これ買う、これ買う、これーーーっ!!」

値段は2600円。
2000円じゃ買えないよ、と諭すものの
「いや、これ買う!」と譲る気なし。

親に譲る気がないことを察した次女は・・
「おじーちゃん、おばーちゃん、
 次女ちゃんこれ欲しいんだけど…。」

動物園を一緒に回っていた義父母に、金銭援助の交渉していました(笑)

なんという立ち回りの良さ!

孫に甘えられて嬉しい義父母は喜んで援助し、
次女はお目当てのぬいぐるみをゲットしたのでした。

次女がゲットしたパンダさん。
まぁ、たしかに可愛い。

同じ親から生まれて同じ家で育っていても
個性はメキメキ育つもの。

年中次女は数と量の概念もあいまいなため、
仕方ないといえば仕方ないのですがね。
2番目ゆえの押しの強さというか、我の強さというか。

おっと、話が逸れました。
キャッシュレス生活を送っているとなかなか実感できない、お金の感覚。子どもたちはスマホやクレジットカードを、なんでも買える魔法の道具だと思っている節があります。

だからこそ、子どもたちへ現金を渡し、子ども自身が自分のお金を使う経験をしてほしいのです。

・お金を持って、買い物へ行く。
・欲しいものを買えば、手元のお金は無くなる。
・手元のお金が足りなければ、欲しいものは手に入らない。
・お金が残れば、それは次の旅行のおこづかいの足しにできるる。

その小さな積み重ねで、ふだんの生活においても、自分でお金の管理ができるようになってほしいと思っています。

ただ、次女の場合は、もう暫く親が横に張りついて見守ってる必要がありそうかな。性格的にも。

ここまでお読みくださり
ありがとうございました。