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人生でツラいことが起きる5つの意味③

今回も人生でツラいことが起きる5つの意味について書いてまいります。

はじめに

今回の記事もあくまで僕の考え方です。

出来事の『意味』は最終的には自分自身で見出していくものですので、
一つの観点としてお読みいただけましたら幸いです。

僕のこれまでの経験からの気付きで
今まさに、ツラい状況にある方や、ツラい過去を抱えていらっしゃる方が、
『もしかしたらこんな意味があるのかもしれない』
と思っていただけたら嬉しく思います。


前回前々回の記事で

1つ目の意味は
『自分の人生を生き始めるため』

2つ目の意味は
『自分の意志を芽生えさせるため』

だとお伝えしてきました。


今回は3つ目の意味について書いていきます。




人生でツラいことが起きる意味

3、乗り越えることで他の人を救う学びを得るため


うつ病、婚約破棄、死場所を探しに旅に出る、
会社退職、躁鬱病、社会復帰失敗、父の死、
2013〜2015年の間に僕に起きたことです。

この3年間は本当に大変でした。

特にうつ病との闘いは、しんどかったです。

うつ病になった当時は、
『なんで僕がうつ病になったんだろう…』
そう考えては、答えのない答えを探し続けていました。

自分がなるまでは
「うつ病なんて甘えだ」と思っていたような人間でしたから。


しかし、
その答えをずっと模索していた中で
ある時、ふと思ったのです。

『僕がうつ病を治せば、
同じようにうつ病で苦しんでいる人の
希望になるのではないか?』
と。


ベタですが、

「神様は乗り越えられない人に試練を与えない」

と言います。


だとしたら、
「僕がきっとこのうつ病を乗り越えられるから、この試練を与えたのだ」
と思いました。

そしてその理由は、
『僕がうつ病で乗り越える上で学んだことを、同じように苦しむ人たちに伝えていくためだ』と。


そう思ったら、
今まで「なぜ僕がうつ病になったのだろう…」という謎が
解けたような気がしたのです。

むしろ、神様に選ばれた気がしました。
何ともおめでたい思考ですが、
当時はそう思うしか
自分がうつ病であることを受け入れられなかったのかもしれません。


ですが
そこから僕に『うつ病であることの意味』が生まれたのです。


そして、

『僕が僕を救うことが、他の誰かを救うことになる』
自分がうつ病のツラさや苦しさを知っているからこそ、
「他の人には同じ思いをさせたくない」
と思いました。


ですがその後も、
何度も何度も生きることを諦めそうになりました。

「もう生きるのは無理だ」と何度も絶望しました。

家族みんなで花火を見ながら、
「あぁ、これが人生最後の花火なんだな」と思い、
泣き出すこともありました。


でもその度、
「この経験も、必ず誰かの役に立つから」
そのある種の使命感が、僕の支えとなって
うつ病と真剣に向き合うことが出来たのです。

当時は本当に綱渡りのような危うい状態でしたが、

うつ病になってから10年経った今、
うつ病を乗り越える過程で学んだことを
多くの方々に伝えることが出来ている事実があります。


◆人生の試練を乗り越えるために学ぶこと


うつ病になって学んだことは数えきれないほど沢山あります。
それは自分が自分として幸せに生きていく、ものの見方や考え方です。
(そのことについては今後の記事で書いていきますね)


これは僕にとってのかけがえのない財産です。

自分も、人生も、信じられないくらいに変わりました。

うつ病にならなければ、今の自分は絶対にないでしょう。

うつ病になったことは、
僕にとって人生のとてつもなく大きなターニングポイントになりました。



ちなみに、僕が思う
人生の試練を乗り越えるために学ぶ必要があることは、

・今の価値観、観念に気付く
・物事を多角的に見る目を養う
・物事の捉え方、考え方を変える
・自分の性質をよく知る
・今の自分の状態を受け入れる
・起きている問題から自分自身の課題を見つける
・変えられることと変えられないことを知る
・力量以上のハードルを設けずに出来ることから始める

こういったことが挙げられます。

そしてこれらが、
人生の試練を乗り越えるカギとなると確信しています。


こういった学びをもたらすために僕はうつ病になったのだと、
今となっては、うつ病になったことを心から感謝しています。


◆信じることで意味が生まれる


ツラく、苦しい出来事は、
自分が自分を生きる本当の決意をするキッカケとなる出来事である

と僕は思っています。

自分が成長するためであり、
その成長によって、誰かを救うために
です。


ですがこれは、
うつ病を乗り越えたからそう思ったのではありません。

うつ病の最中で、そう信じたことなのです。



ツラく、苦しい経験は、
それを乗り越えることで必ず誰かの役に立ちます。

それは、「あなたを待っている人たちが必ずいる」ということです。

自分だけのために生きるのなら、生きることを諦めることは出来ます。

ですが、「他の誰かのために」そう思ったら、
諦めることは出来なくなるのです。

自分がツラく、苦しい状況で簡単にそうは思えないかもしれません。

ですが、だからこそ、
『必ず誰かが待っている』と信じるのです。

どうなるか分からない未来を信じてみるのです。

未知のものを信じる。
これが本物の『決意』なのです。

人生は何が起きるか分かりません。

明日どうなるかは、誰もが分からないのです。

ですが、
多くの人が当たり前のように明日が来ると思っています。

今日の続きがあるものだと思っています。


だからこそ、
本当に明日がどうなるか分からない状況になった時に
生きていくことに大きな不安を抱きます。

しかし、
信じることで人生は拓いていきます。

信じることでしか拓けない未来があるのです。


僕は
明るい未来が信じられなくなった時、
自分自身が信じられなくなった時、

そんな時こそ、信じることが必要なんだと思います。

信じられないものを信じる。
これが本当の『信じる』ということだから。


◆起きること全てに意味がある


そう信じてみることが
生きていく上で大事なことだと思います。

そうすれば、
起きたことの捉え方が変わってくるからです。

「自分のために」起きたことなのだと思えるようになるんです。


人は、
『意味がある』と思うことに価値を感じます。

どんな出来事でも、
自分がどんな状態であっても、
それに『意味がある』と思えたら
そのことを受け入れられるのです。

それだけではなく、
『その状況を活かそう』という意識になるんですね。

人生の試練を乗り越えた人は、
必ずと言っていいほどに
自分が置かれた状況に『意味』を感じ、
その試練から逃れるのではなく
自ら向き合ってきています。

ですから、
人生の試練を乗り越えるには
『意味を自ら見出すこと』が最も大切なことだと思います。

それが『生きる意味』に直結するからです。


なので人生の試練は、
その出来事によって自分自身に
『生きる意味』を見出すために起きているのだと僕は思います。

そしてその一つが、
今回お話しした
『乗り越えることで他の人を救う学びを得るため』だと思うのです。


自分が経験したことは、
必ず誰かの役に立つものです。

だから、
どんなことも決してムダなことではありません。

そう信じることから、
拓かれる未来が必ずあります。



今回はこれで以上です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

次回は
「人生でツラいことが起きる5つの意味」
『4つ目の意味』について書いていきたいと思います。

もしも今回の内容がよかったら
是非次回もご覧いただければ幸いです。

それでは。


1つ目の意味は
『自分の人生を生き始めるため』

2つ目の意味は
『自分の意志を芽生えさせるため』





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