人生でツラいことが起きる5つの意味①
今回は『人生でツラいことが起きる意味』について書きます。
はじめに
挫折、病気、怪我、大切な人との別れ、いじめ、裏切り、ショックなことを言われるなど、
人生には、時折ツラいことが起きます。
僕自身も、うつ病や婚約破棄、姉の病気や親の死、友人の死など、
色んなツラいこと、ツラい時期がありました。
ですが、ある時それが、
自分の人生においてかけがえのないギフトだったと気付きました。
それを機に、僕は自分の過去全てを受け入れ、
前を向いて自分の人生を生きる決意をすることが出来たのです。
それは奇跡のような体験でした。
なぜ自分にあんなことが降りかかったのかが分からずに苦しみもがいていたのが、
全ての出来事に意味があることに気付き、
『そういうことだったのか!』とツラい出来事が起きた謎が解けたからです。
今回の記事は
今まさに、ツラい状況にある方や、ツラい過去を抱えていらっしゃる方が、
僕のこれまでの経験からの気付きで
『もしかしたらこんな意味があるのかもしれない』くらいに
思っていただけたら嬉しく思います。
ですが、あくまでこれは僕の考え方であることを予めお伝えしておきます。
出来事の『意味』は最終的には自分自身で見出していくものですので、
一つの観点としてお読みいただけましたら幸いです。
人生でツラいことが起きる5つの意味
5つ書いていたらだいぶ長い記事になってしまったので、
一つずつ投稿していきます。
今回は一つ目の意味です。
よろしくお願いいたします。
1、自分の人生を生き始めるため
これまでに、うつ病、婚約破棄、姉の病気や父の死、友人の死など
ツラい出来事は様々あったことは先にも書きました。
僕はこういった経験を経て、
『ツラい出来事は、自分の人生を生きるためにある』と思っています。
なぜなら、
ツラい出来事があったからこそ、僕は自分の人生を生きる決意をすることが出来たからです。
その一つのエピソードをお話しします。
2015年12月、父が亡くなりました。
病気が判明した時には既に余命2ヶ月を宣告され、
家族の中で誰よりも元気だった父が、あっという間に亡くなってしまいました。
父の四十九日法要で住職が仰った
とても印象に残っている言葉があります。
その言葉は、
住職がこんなお話をしてくださいました。
大切な人との別れはツラく悲しいものです。
「この先どうなってしまうのだろう?」ととても不安になります。
ですが、大切な人が旅立った今、自分の力で生きていかねばなりません。
『泣』という漢字には『立』が入っています。
人は泣いて、自分の足で立つ決意をするのです。
そして、
『涙』という漢字には『戻』が入っています。
大切な人が亡くなると、「自分は今の生き方のままで良いのだろうか?」と考えるものです。
あの人の分まで、自分が一生懸命生きなければならない。
そう決意し、自分が自分としての本来の生き方に戻っていくのです。
故人は、あなたがあなたの人生を生きるためのキッカケと
力を与えてくれているのです。
そして、あなたがそう生きることを誰よりも願っているのです。
これは大切な人が亡くなった時に限らず、ツラい出来事に見舞われた時に共通することだと思っています。
ツラい出来事は、人生が変わるターニングポイントです。
なぜなら、
自分の生き方を見直す機会となり、自分の足で立って生きる決意をするキッカケになるからです。
ツラいことを受け入れるのは容易いことではないですが、
どんなにツラいことがあっても、生きている限り人生は続いていきます。
だから、生きていかねばならないのです。そこから逃げてはならない。
その事実を受け入れた時、確実に人は変わる。人生は変わります。
だと僕は思います。
そう人生から自分に問われているんですね。
その答えを、自らの意志で見出すことで、
ツラい出来事は自分の意志で人生を生き始めるターニングポイントになるのです。
◆僕が自分の人生を生きることを選んだ理由
父は、定年退職の半年前に亡くなりました。
姉の病気のこともあり、家族のために一生懸命に働いてくれた父は、
「定年退職をしたら、料理の勉強をして小料理屋をやりたいんだ」
そう前々から言っていました。
家族全員、そうするものだと思っていました。
ですが実際は、
定年退職の半年前に亡くなってしまった。
僕はその時、起業をしていましたが、
すずめの涙ほどの収入しか稼げずにいました。
そんな最中で父が亡くなり、
末っ子ですが長男である僕は、
就職をすべきかどうかを悩みました。
ですが、
ずっとやりたかったことが出来ずに亡くなった父から、
『やりたいことは後回しにしてはいけないよ』
そう言われているような気がして、
僕は自分が起業した仕事を続けることを決意したのです。
正直、本当は父がどう思っているのかは分かりませんし、
亡くなる直前に「お前のことが一番心配だよ」と言われていたので、
「ちゃんと就職をして働きなさい」と思っていたかもしれません。
ですが僕は、自分の人生を生きる決意をしました。
その選択は10年近く経った今でも全く後悔していません。
父の死は、僕にとてつもなく大きな影響を与えました。
今でもしょっちゅう夢に出てくるほどです。笑
とても悲しくツラい出来事でしたが、
父の死によって、僕は自分の人生に責任を持つようになったと思います。
まだまだ胸を張って「ここまでやったよ」なんてことは言えませんが。
それでも、
父の死が、僕という人間を変えたのは事実です。
僕が僕の人生を生きる決意をするキッカケをくれた。
父は自らの死を以て、息子の僕にそれを教えてくれたのだと思います。
◆ツラい出来事は人生のターニングポイント
起きたことを無かったことにすることは出来ません。
だからこそ、自分自身が変わっていかねばならないのです。
なので、ツラい出来事は自分が変わるキッカケとも言えます。
だからといってすぐに気持ちを切り替える訳ではなく、
十二分にそのツラさを感じることも大切だと思います。
なぜなら、十二分に味わうと
『このままではいけない』と自然にそう思うようになるからです。
そしてそう思ったのなら、
自分はこれからどう生きていくべきか?
どう生きていきたいのか?
そう生きるには何が必要なのか?
こういったことを考えることが大切です。
そう信じて、
一歩を踏み出していきましょう。
そうすればいつの日か、
『あのツラい出来事が私の人生のターニングポイントだった』
と思う時が必ずやってきます。
そしてツラかった出来事は、
自分の人生に必要だった出来事に変わるのです。
今回はこれで以上です。
次回は、人生でツラいことが起きる5つの意味の
二つ目の意味を投稿します。
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