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通常の忍者体験を超える『姶良市ミニ忍者講習』の内容について(その1)

 無事【冬季特別企画 本格的武術忍術を学ぶ『ミニ忍者講習』(鹿児島県姶良市)】が終了しました。
https://shop00ban.blog.fc2.com/blog-entry-660.html

 さつま忍者研究会の忍者文化を通じての研究範囲は ポップカルチャー/歴史・民俗/科学/武術・体育 等、一般の忍者団体と考え方が違い多岐に渡ります。
 全国的に見てかなり特殊な活動をしている為、県外や国外から指導依頼があると考えているところです。 
 これについては今後説明していこうと考えているのですが、今回開催したミニ忍者講習ではこの考え方が充分に反映されているので3回に渡り説明していきます。

【挨拶】
 可能な限り正座からの礼で講習を開始します。この時に神棚や宗教についての話を軽く挟みます。
 一般の方は神棚に事の安全を願うとか武術の神様の話とか現代日本ではすっかり廃れかけている文化なのでそれを知ってもらう興味を持ってもらう機会と考えています。
 あと正座からの礼では当会では左手を先に差し出して次に右、そして礼をします。流派によっては逆の場合もあるのでそこも説明し、考え方の違いがある事・多様性を認める事を教えています。ここは道場やマナー教室では型にはめてしまうので、当会の立場として教えやすい分野になります。

【手裏剣打ち】
 当会独自で工夫した室内用手裏剣打ちセットを利用しての指導になります。
 手裏剣の種類や手裏剣の用法・使い方の考え方の指導。あと室内練習用に工夫したゴム手裏剣の説明をする事で威力を強めるにはどうするか?熱に弱いゴム素材を排熱する為にしている工夫等、科学に興味を持って貰える様気を配って教えています。
 あと武術的な考え方として人間は思っている様には体が動かせていないという体験にもつながっています。

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