あなたが落としたのは、金の事務室ですか?それとも銀の事務室ですか?
・今日は7月24日月曜日。ほんとは8月に入るまで日記書かないつもりだったけど、やっぱり書きます。だって書きたいから!!!ワーイ!!!
・今日はちょっと忙しい日だった。
・事の発端は大学の学務課からのメール。私が大学で応募したアルバイトの書類に不備があったから事務室に来てほしいとのこと。
・わー、やっちゃった!!!!!!!!迷惑かけてすいませんでした!!!!!!!!!!マジで!!!!!!!!!!!
・普通に自分の確認不足だったので、2限の間に頭の中で全力で謝るシュミレーションと、確認不足を指摘されたときに逃げ切れるよう何も分かってなさそうな顔の練習をした。お昼休みになってすぐに事務室に向かおうとしたところで、ハッとした。
・事務室、ってどこ、、、、、、?
・しまった。どこやねん事務室。
そもそも大学の施設ってどこに何があるか全く分からないし、おまけに私はド方向音痴だ。ホームが2つしかない地下鉄で、よくよく確認してから見事に2分の1を外し目的地の逆方向に乗った女だし、ソフトボールの授業でバットにボールを当てて、一目散に三塁に走った女だ。
・それは単純にルールを理解してなかっただけです。
・とりあえず、それっぽい建物内の案内図を見ようと思ったけど、そもそも案内図がどこにも見当たらない。なぜ?案内する気ないだろ。やる気ないなら帰っていいよ?
帰るとか帰らないとかじゃない。まずどこにおるんやお前は。
・結局なんかそれっぽい部屋を3つほど見つけたが、入って声をかける勇気が出なかったので、3つの部屋それぞれの前でモジモジすることで心優しい人に気づいてもらおうと企んだ。そう。私はそういう性分だ。中学生になるまで店員さんと話すのが恥ずかしくて、マックの注文で「ポテトください、、、」以外言えなかった女だし、今もコンビニのレジ前でぐずぐずするのが恥ずかしくてホットスナックが買えない女なのだ。
・10分くらいモジモジしてみた。
・誰にも気づかれなかった。
・当たり前だろ。お昼休みだぞ。貴重な50分を使って自分のランチを犠牲にしたい人などいない。
・勇気が出ないまま、一人でそれっぽい部屋たちを3往復ぐらいした後、とうとう覚悟を決めて、そのうちの1つの部屋に入って名前と要件を伝えてみた。
・全然違う部屋だった。なんやこいつみたいな顔された。消えたい。
・でも対応してくれたおじさんは、私が迷える子羊だと分かった瞬間
死ぬほど優しく教えてくれた。多分あそこは事務室ではなくて迷子センターだったんだ。
・おじさんに教えてもらい、遂に目的の事務室に辿り着いた私はシュミレーション通りペコペコ平謝りして、そのあと何もわかっていなそうな顔をしておいた。実際、事務室がどこにあるのかも分かっていなかったので嘘はついてない。
・そんな感じで完全に自業自得忙しDAYを過ごしたし、早くからあげクンをスマートに買える女になりたいと思った。
・おわり