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よく考えたら普通にオレンジ髪の女がにやにやしてたのが不審すぎただけかも

・今日は10月14日土曜日。日記を書かせていただきます!!!!一筆入魂!!!!!よろしくお願いしまァす!!!!!!!!


・今日はゆっくり起きて、朝ごはんに期限が近かった卵と納豆と、昨日バイト先でもらったお豆腐屋さんのお豆腐を食べた。我ながらラインナップがめっちゃ朝ごはんっぽくて感動。いやまごうことなき朝ごはんなんだどね。

・行きたいところがあったので出かける準備をする。信じられないほど肌が荒れている。数日前に生理痛に顔をゆがませながらお菓子パーティーを開催できるほどの量のお菓子を買い込み、夜中に一人で化け物のように貪ってたので、きっとそれが原因だ。終わってる行為だと分かっているのに毎月やってしまうし、毎回ちゃんと後悔する。まじで愚行。因果応報って額に彫った方がいい。やっぱそれはなしで。ニキビより嫌だから。


・ブックオフに来た。ぶらぶら見て回る。実家暮らしの頃は、中古の本を買っても作者に一銭も入らないから本は新品で買うぞというポリシーがあったのだけど、1人で生活している今、あれは親のお金だから豪語できたのだと実感する。本は、かなり高い。読んでも腹が膨れるわけじゃないし、光熱費の節約にもならない。本を買って読むなんて贅沢な趣味だ。今の私の収入では、ちょっと気になるなァみたいな程度では新品で買うことはできない。安い中古本を2冊買ったけど、少しだけ残った罪悪感が働いたので、どちらももう亡くなっている作家のものにした。


・そのあと訪れたのはその近くにある画廊。実は好きな日本画家さんの個展が今日までだったので、見に行った。

・絵を見に行くときはいつも緊張する。高尚な空間に自分のような田舎者が入ってしまっては浮くんじゃないかとハラハラしてしまうからだ。今日も画廊の入口だと思って勇ましく入っていったところが地下に続く階段だった。結構な人がいる前で間違えた。恥ずかしかった。
気を取り直して展示室に入る。息を吸って吐く音まで響いてしまいそうなほど静かで繊細な空間だった。一つ一つ作品を見る。箔の偏光や絵具の盛り上がり、鉛筆の質感なんかは、やっぱり実物を見るからこそ感じられるものが多くて、すごくよかった。
画家さん本人が在廊されていたのでお話をした。緊張しすぎて顔を真っ赤にしながら話す私に丁寧に応えてくれた。まるで本人の作品の中から出てきたように、小柄で繊細で、それでいて揺るがない思いを持っている方だった。


・本を買って、絵を見て、憧れの人と話せて、大満足の1日だった。ニコニコしながら帰っているとすれ違う人に怪訝な顔をされた。多分かなり羨ましがられている。



・終わり


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