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部下は3日で上司を知る、上司は部下を3年かかって知る

いつだったか覚えていないですが、タイトルの言葉を聞いた時に妙に納得したのを覚えています。その時は、部下がいる立場でもなく、自分が部下の立場しか経験していない時だったので、上司を知るは確かになぁと思ったのを覚えています。
ただ、明確な区分や説明できる訳ではなくて、この上司はこういう人っていうことがわかるってことなんですよね。ストイックな人だなとか、意外といい加減だなとか、大雑把に見えるけど、細かいなとか。。。
その人の優先順位が不思議と見えてくるという感じでしょうか。これはなぜそうなるのでしょうか?

みなさんも同様の感じ感じたことありますよね?

最近でも少しこれを感じる出来事がありました。何かをするとき、自分が都合が悪ければ、上司が代行するのは当たり前の話です。なぜなら理解の深さは別にして、上司は内容を知っているからです。だから、自身の予定が重なってしまった際に、代行を依頼しておきました。元々その会議に上司は参加しており、何ら問題ないはずだったのです。しかし、直前になって出席するように指示があったのです。少し抵抗しましたが、説明上はよくわからない理由で出るようにとの指示でした。でもこれは部下の立場からすると、わかっているんですよね。自身で説明する自信がないから、部下を参加させるのだと。それなら、そうとはっきり伝えてくれれば良いのですが、そうでもなく、不信感につながっていきます。

そうならないように気をつけなければいけませんね。仕事に限らず、やはりわからないことはわからないというべきだし、知らないことは知らないと伝えることが一番大事だったりします。

さて、どうすればそうならないようになるのでしょうか。やはり、今の変化の激しい時代においては、重要な取り組みは、かなり細かい部分まで把握しておく必要がありますね。そうすれば、何か起きた時に、情報を組み合わせて判断することができます。しかし、わからないと途端に、部下からの報告を待つしかなくなります。昔はどっしり構えて、待って、必要な時にアドバイスや決断をする役割だったと思いますが、それでは時間軸が遅くなる時代ですね。

考えながら、書いているので、だんだんまとまってきていますが、正直で誠実であること、そしてそれは部下はわかっているのです。そうでない場合は、自己保身や言いづらいことが潜んでいる。だいぶ変わってきていますが、もっともっとこの辺のことを口に出して、その場で伝えて、行動が変わるようになっていかなければ、世界の変化に追いつけない。阿吽の呼吸は、それはそれで素晴らしい概念ですが、今の時代においては、その関係性までの時間も足りないぐらいです。

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