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カナダ音楽 2019 - 2023 / Music of Canada 2019 - 2023 (Singer-Songwriter, Jazz etc...)

ここに掲載しプレイリストに選んだ作品は、各方面では様々な人に届いていると思うのだが、日本ではどうやらカナダ音楽という枠にカテゴライズして紹介されることはあまりないようだ。それぞれの音楽的なジャンルの中で、いわば断絶された状態で受容されていることに対する一種の反発として、近年発表されたカナダ音楽の中で、自分の好みのものを中心に一部ではあるものの、一覧できるよう記事を作成しプレイリストを公開する。掲載はABC順。 https://music.apple.com/jp/playl

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    • Interview - Ojo de Agua

       アンデス山脈を挟みチリとの国境に面するアルゼンチン最西端の街メンドーサ。ワインの産地としては知られているが、今までアルゼンチンの音楽を語るうえであまり注目されていなかった場所だ。しかしインターネットが発達した現在は地方にとどまり活動を続ける音楽家も増えているというのも事実で、アルゼンチン、ブラジル、チリ、ウルグアイの音楽家の曲をアンドレ・メマーリ以降の器楽的なサウンドで演奏するオホ・デ・アグアもブエノスアイレスに拠点を移さず、メンドーサにとどまり活動し続けるグループだ。

      • interview - Santiago Cirmi

         アルゼンチンタンゴといえばどういうものをイメージされるだろうか。世界的に有名な音楽家で、今ではクラシックのレパートリーにも加えられる偉大な伝統破壊者アストル・ピアソラ?アニバル・トロイロやオスバルド・プグリエーセのような戦前の黄金期?それともジャズや現代音楽も取り込んだ現代の巨匠ディエゴ・スキッシ?古典から現代まで時代の中で変化するそれら全てがタンゴであり、今も変化を続けながら新たな音楽家を生み出している。  現在28歳の作曲家、バンドネオン奏者であるサンティアゴ・シル

        • interview - Anamolí

           アナモリーはアルゼンチンのシンガーソングライター。スフィアン・スティーヴンスに強く影響を受けたという彼女の歌はとてもユニヴァーサルなフィーリングを持っている。未聴の方はまずは聴いて頂きたい。そこにはフォークやアルゼンチンというジャンルやカテゴリーだけでは語れない何かがあるはずだ。  このインタビューは2015年の10月にメールで行った。インタビュー内にある「次のアルバム」もすでにリリースされている(現在はデータのみ)。公開までに時間を要した理由は、自己管理と締め切りを設定し

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