コロナに罹患して③〜行政と民間の連携〜

児童相談所の方が当たれるところ全て
当たってくれましたが、
結果、公的機関は全てダメでした。
例え陰性が証明されても市の一時保護は
無理でした。
県も、親が入院して子供しか家にいない場合のみ保護できるとのことでした。
担当の方は申し訳ない。病院にも聞いたんだけど受け入れ中止になっていて。ごめんなさい。と何度も謝りながらも、どうなるかわからないけど公的機関がダメなら民間の受け入れ先は
どうかな?という話になり、最近利用し始めたショートステイに聞いてみよう!と、児童相談所の方が市役所と、ショートステイ先に連絡をとってくれました。

その結果。
条件はあるけど提案があったと。

ショートステイ先の使用していない部屋を、
親子で貸し出す。誰にも接触できないし、
部屋からも出られないけど、
自宅療養の代わりにお泊まりにくるということで貸し出すのはどうかと。

側から聞いたら、意味ないじゃんと思われるかもしれませんが、こんな意図がありました。

今の状況では、誰も休めない。
どちらかが次男と一緒にお泊まりをして、
片方に休んでもらう。

昼夜問わず休めない私たちからしたら、
救いでした。また、お出かけできない次男も、お泊りするというだけで気分転換になります。

児童相談所の方もショートステイ先の方も
考えに考えて下さったことだと思います。
もう、感謝しかありませんでした。
このまま好意に甘えて良いのかかなり迷いましたが、限界を迎えている次男と我々。
ここは甘えようと決めました。

行く事が決まり、次男に伝えるとすぐにでも行こう!と行く気満々。

お風呂に入り、寝るだけの準備をして私と次男の二人でショートステイ先へ。

次男はウキウキでした。
到着してスマホで連絡をとりながら
無事に無接触で部屋に到着。

部屋から出ない約束もちゃんと守れた次男。

LINEで様子を連絡しても既読がつかないのは
夫が休めていることだと安堵しました。

この一晩。この一晩がとても貴重でした。

残りわずかの療養期間をやり過ごすことが
本当にギリギリでした。もう頑張れない。
というところまできてました。

それは、次男も私たちも同じでした。

何とかしようと動いてくださった児童相談所の方、ショートステイの先生方には、
感謝しかありません。
本当にありがたかったです。

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