自分だけの万年筆を作れる「ancora(アンコーラ)」で楽しすぎたって話
はじめに
またひとつ、あたらしい万年筆を迎え入れることとなりました。
しかし今回は特別!妻と娘がデザインをして、誕生日プレゼントとして贈ってくれたものなのです。
誕生日当日、家族三人で銀座をぷらぷら歩いていたときに「ここのお店、自分だけの万年筆を作れるみたいで、気になってるんだよね」といいましたが、決して催促したわけではない……はず。
自分だけの万年筆が作れる「ancora(アンコーラ)」
自分だけの万年筆が作れるのは、セーラー万年筆が運営している「ancora(アンコーラ)」というお店。
ここでは、万年筆を構成するパーツを自分でチョイスして組み合わせ、自分だけの万年筆が作れるという、夢ひろがる場所なのです。
場所・アクセス
場所は東京都中央区銀座6-4-8。銀座駅から徒歩3分。
作れる万年筆
ベースとなる万年筆は、セーラー万年筆の「プロフィットJr」。
以下の仕様は決まっていて、変更することはできません。
ペン先:ステンレス
字幅:MF(中細字)
カートリッジ / コンバーター両用式
作り方
店内にはいると、万年筆を構成する各パーツが、色別にずらりと並んでいます。
それらのパーツを選び、トレイにのせて、店員さんに渡すだけ。
するとその場で、すぐに組み立ててくれます。買ったその日に持ち帰れるのはうれしい。
パーツはこれだけ細かくわかれていて、それぞれ色を選択できます。
完成品のサンプルが店内に展示してあるので、それらを参考にしながら、自分好みの組み合わせを探していきます。
店内の様子
作ることに没頭しすぎて、店内の様子を写真や動画に収めることを失念しておりました…。
なので、店内の様子などは、以下の動画を参考にしてみてください。
完成したアンコーラ My万年筆
妻と娘がパーツをチョイス。プレゼントしてもらった万年筆がこちら。
紺色と白を基調としつつ、金属パーツにはゴールドを使用。大人が使う文房具としてパキッとしています。
しかし、尾とグリップには薄いブルーを使っていて、アクセントとして遊び心が光る。キャップを付けずに使うと、途端にポップで軽快な、クリエイティビティ溢れる雰囲気になります。
インクは、これも妻からのプレゼントで、パイロットの色彩雫から「翠玉」を使用。
字幅がMF(中細字)とのことですが、インクフローは抜群で、ぬらぬらと気持ちのいい書き心地です。
さすがセーラー万年筆ですね。ステンレス製のカリカリ感はあんまり感じません。
「プレゼントしてもらった」「いっしょにつくった」という思い出も込みで、一生モノの万年筆が手に入りました。
ペン先がステンレスですが、ダメになったら交換すればいいですしね。
37歳。すばらしい一年になりそうな予感です。