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一生モノって言葉に弱い僕が愛用するキーボードはHHKB

「一生モノ」って言葉の響きが好き。なんだか、ずっと連れ添っていけるっていう "相棒感" が良い。サトシとピカチュウみたいな関係性って、なんだかちょっと憧れてしまいます。

だから僕のキーボードは「HHKB」。


HHKBの開発のきっかけとなった、東京大学名誉教授 和田英一氏の言葉を借りるなら、キーボードはカウボーイにとっての鞍であり、代えの効かない重要なインターフェースなのです。

アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。

馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。

いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。

東京大学 名誉教授 和田英一

「一生モノ」と自信を持って言える理由のひとつが、HHKBが「静電容量無接点方式」を採用している点です。

一般的なキーボードはキーを押すと電極端子が押されて反応しますが、「静電容量無接点方式」は電荷容量値の変化にてタイプします。

物理的な接点があるわけじゃあないので、物理的に押下するキーボードよりも遥かに耐久性に優れているといわれています。

もうひとつはバッテリー問題。

昨今の電子機器は猫も杓子も充電式のバッテリーをつんでいますね。これは「バッテリーがヘタってしまったら、製品そのものを買い換えなくてはいけない」という問題を抱えています。

その問題を回避するためにHHKBが取った方法が、乾電池式でした。今どきでは珍しい、単三電池2本つかって使用する形式なのですが、これも「一生つかえるものを」というコンセプトを守るための施策だそうです。


正直な話をするなら、HHKBよりも打感が好きなキーボードはあります。個人的には、もうすこしストロークが浅い「Logicool MX Mechanical Mini」のほうが、打ちやすく感じるし、長時間つかっていても疲れにくいと感じています。


それでもやっぱりHHKBを使ってしまうのは、やっぱり「こいつとなら一生連れ添っていける」っていう、確かな存在感を感じるからです。

♪マサラタウンにさよならバイバイ。俺はこいつと旅に出る♪

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