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金ペンの万年筆ならまず日本ブランドを検討してみては

はじめに

万年筆の価格はピンきり。1,000円ちょっとで買えるものから、上を見れば10万円するようなものもあります。

値段が高かったり、あるいは安かったりする、その理由はこのようなものが考えられます。

  • ブランド

  • 輸入コスト

  • ペン先の素材

で、その結果、舶来品(海外製)の万年筆はなかなか高価になりがち。モンブランやペリカンなど、著名なブランドは3万円でも手に入らないものがおおいです。


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それでも金ペンに憧れる

でもしかし、万年筆といったら金ペン!ペン先の素材が金であるものに憧れるわけです。

スチール製にくらべて柔らかく、万年筆ならではの独特なぬるりとした書き味。サビに強く、末永くつかえる耐久性。

とりあえずで金属製の万年筆を勝ったとしても、いつかは本格的な金ペンを買いたい。そんな風に思う人も多いかと思います。

そこでおすすめしたいのが、セーラー、パイロット、プラチナ万年筆などなどの日本メーカーの万年筆。

輸入コストやブランドコストが抑えられているからか、舶来品に比べても安価で良いものが手にはいるのです。

たとえばパイロットのエリート95Sは、1万円を切る価格なのにペン先がちゃんと金素材なんです。


ぼくが愛用しているプラチナのセンチュリーも、1.5万円ほどの価格なのに、ちゃんとした14Kの金ペンなんです。


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プラチナの #3776 センチュリー

ぼくが愛用しているのは、「プラチナ万年筆」が販売している「#3776 センチュリー」という万年筆。色はシャルトルブルーといって、ちょっとクリアなブルーになっています。


このデザインが完全に自分好み。クリア素材でも安っぽくなく、それでいて金色の装飾が映えています。

道具にとってのデザインって本当に大事で、持つこと・使うことに喜びを感じられないものは、長く使えません。センチュリーはどれだけ長く一緒にいても、飽きることなく使えるんですよ。


ペン先は14K。

金は純金を24Kとしており、合金比率によって14Kや18Kと変化します。14Kは58.5%の金が含有されていることを意味していて、万年筆にとってはもっともバランスが良いとされている。とのこと。


書き味はちょっとカリカリします。けど、僕は個人的に、ちょっと硬めのペンが好きなので、ちょうど良い感じ。
ペン先にあるハートのデザインも、洒落がきいていて、お気に入りポイントのひとつ。


そして、万年筆特有の「長期間つかっていないとインクが乾いてしまって、そのあと使えなくなってしまう問題」を解消したペンとしても評価が高いのです。

「スリップシール機構」という技術を採用していて、2年間つかわなくても乾燥しないらしい。

さすがに2年の空白期間を試したことはないですが、半年ほど放っておいたあとでも、かわらずぬらぬら書けたときには本当に驚きました。


これだけの品質が揃っていて定価20,000円。Amazon価格で12,000円というのだから信じられません。


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良い万年筆がほしいと思ったら国産品を

良い万年筆がほしい!と思ったら、まずは国内メーカーのものを検討してみてください。

セーラー、パイロット、プラチナ万年筆。このあたりのメーカーの万年筆は、間違いなく満足できると思います!

万年筆というとペリカン、モンブラン、デルタとかとか、どうしても舶来品ばかりに焦点があたります。
たしかに海外のデザインはかっこいいよくて、国産のものはちょっとイモっぽい印象に感じますけど……。

でも、品質と価格でみたら、やっぱり日本のものって安心です!ぜひお試しを。


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