ハマのvibs

昨年のＧＷ明けに転勤で今の地に引っ越してきてから１年が経った。

ん？いや既に１年と２ヶ月近く経ってるな・・・２ヶ月過ぎて、ようやく時間の経過を実感し始めたということか（アホなのだろうか）

振り返れば、来た時とはすっかり状況が変わり、今はほぼ在宅勤務となっている。

在宅がメインになった頃、最初の２週間で腰がやられ「これではイカン！」と、終業後に夜な夜な近所を歩き回るようになった。

横浜という地がフォトジェニックで治安が良いということもあり、一旦歩き出すと「止めどき」が分からなくなってしまうのだが（やっぱりアホかな）、さすがに観覧車のライトが消えたら帰ることにしている（zero o'clock♪）。

海沿いの公園をハシゴするのがお決まりのコースで、途中で疲れたら海を眺めながら暫しぼんやりと休憩する。

そんな時、周りを見渡すと酒盛りではなく、ごく少人数で小ぢんまりとお行儀よく「夜のピクニック」をしている方々が増え、善し悪しはどちらでも良いとして、その風景は何だかヨーロピアン。

３年前に訪れたウィーンで見た光景。日が暮れるとどこからともなく人々が外に出てきて、公園のベンチや階段に腰掛け、友達同士や恋人と楽しそうにお喋りしながらゆったりと夜の時間を過ごしていた、あの感じ。

ただただ、「いいね！」と思う。

「これが世界平和の第一歩なのでは？」とさえ感じる。

ここ数年、同じところに３年以上住んだことがないという身の上だが、この地には「もうしばらく住んでいたい」と思わせる、そういうvibesがあるんだな、これが。