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言語と脳の罠


幼児心理アドバイザーのよよです!


質問です


子どもが最終的に習得する能力は
それまでに触れた言語数に比例する⁉︎


答えは

ずばり


その通り!

言語により脳の発達が促される!
という研究結果が
「3000万語の格差」という本にまとめられています。




一方でこんな話もあります。


子どもがこれまでの生活のなかで
否定的な言葉
肯定的な言葉
どちらを多く聞いて育っているか?と
いうもの


これは私たちが思っているよりも
はるかに否定的な言葉に晒されて育っている状況が一般論としては多いことがわかっています

否定的な言葉がたとえ

「はやくして!」

そんな一見すると
ありがちなワードすら

浴びせ続けられると

子どものたちの心は暗くなります

複雑な心をもつ人間です

些細なことでも
時を重ねるごとに
自己否定が強まり
ひどく苦しむなんてことも
起きてしまいかねません


もしあなたが職場で
「はやくして!」だけ
浴びせられ続けられたら?


嫌な気持ちになるのは
想像できるかなと思います

言語と脳の発達は関連あるけど
同時に否定と脳へのダメージや
健全な精神の育成にはその質も
求められるのかなと思うんですね


つまり言葉のシャワーは必要だけど
何をどのようにいうか?の
観点が必要になるわけです


いろんなやり方がありますが
少しまとめます


●最も大切な単語や話から先にいう
(後ろに述べられた単語は響きにくい)

●事実を動詞でいう
(靴下片付けて!ではなく
靴下がここにあるね〜)

●具体的にいう
(早く片付けて準備して!ではなく片付けてから出かけるよ、片付けはおもちゃを箱に...)

●アイメッセージでいう
(なんでそんなことするの!ではなくお母さんは悲しいな)

●指示だけでなく目的をいう
(ごはんはやく食べ終わって!じゃなくて、このあとお母さん食器洗いと洗濯物もしたいから◯◯分までに食べる協力してくれる?)


年齢や特性によって、
必要な言語量や伝え方が
様々あるかなと思います。

親子のやりやすい形で
ぜひ肯定的なコミュニケーションや
指示の通りやすい声かけを
子育てスキルとして手に入れちゃいましょう


声かけの引き出しをたくさん持つと
親の言葉がストレートに届きやすくなります!

自分に持ってない声かけを
習慣付けることは
時間がかかりますが
のちの親子関係が楽になるので
ぜひお試しください♡

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