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見えない敵と戦うということ。【誹謗中傷問題】


みなさん、こんにちは。

また、悲しい事件が起きてしまいました。

恋愛リアリティーショー番組である「テラスハウス」に出演していた
女子プロレスラーの木村花さんが亡くなりました。
昨日、こうして報道がされてからこの事を知った人も少なくないかと
思います。私もその1人です。

昨日はたくさん、記事を更新して疲れていたので早めに就寝しようと
思っていたのですが、この問題を知って考える内にどうも眠れなくなりました。

世の中には批判や誹謗中傷が溢れています。

テレビをつければ、コメンテーターのような人達がいつも
政治批判をしています。

ただ、それについては彼らは顔を出してそれを仕事にしているし
ある程度政治経験があったり、勉強している。
なので、今回は批判というものは考えないことにする。


みなさんはSNSなどで誰かを攻撃したり、もしくはされたことありませんか?

私は過去インターネット上で相当な誹謗中傷を受けました。

正直、誹謗中傷されたら傷つきますが自分も匿名で顔も名前も公開せずに
やっていればそのダメージも軽くなります。


私はYouTube投稿を顔出しで行っていたため
相当誹謗中傷を受けました。
また、連動していたSNSから住所を特定されかけたりしました

当時はTwitterやYouTubeのコメント欄だけでの攻撃ではなく
掲示板サイトでもボロクソに書かれていました。
気にしないでおこうと思っても、もし仮に住所などがその掲示板に
書き込まれたら「命の危険」そして家族にも迷惑をかけてしまうと思い
どうしても見てしまっていました。


当時は精神的に追い込まれて夜も眠れなかったし、動画も全て非公開にして
活動を停止しました。Twitterやその他ブログサービスなども含めて
全てを停止・削除しました。


活動を全て止めて1ヶ月程度経つと面白みがなくなったと感じたのか
誹謗中傷は減っていきました。
もしかすると別の人がターゲットになったので自分は外されたのかもしれません。

結果的に言うと、私は死んではいませんが、インターネット上から一度
抹殺されたと言っても過言ではありません。

そこで初めてインターネットの恐怖というのを身を持って感じました。

そんな私を支えてくれたのもまたインターネット上のファンの存在です。
普段頂いている応援コメントだったり、インターネットで知り合って仲良くなった人達がたくさん相談になってくれたおかげで立ち直ることができました。

応援してくれる人がいることは本当に力になります。
ちゃんと「相手」に届く応援をしようというのを
私は心がけています。

だからコメントだってある程度残すようにしています。

時には批判されることもあるでしょう。
でも、普段応援してくれていると分かっている人からのアドバイスと
批判・アドバイスする時だけコメントする人の言葉では
相手の捉え方が全然違います。

影響力が出てくると応援と共に反対の意見も当然大きくなります。
それは正直避けられないことです。

noteのような文章でも例えば「朝活」の良さを私が進めたとします。
でも朝に料理をしたり、子供の送迎をしなければいけない人からしたら
どうでしょうか?

朝活なんて私はできる状況じゃないんだけど!!と批判されます。

基本的にnoteを更新する時は、批判が来ることを想定して書きましょう。
なので、朝活について書く時に自分で
「朝は時間がなくて難しい。という意見もあるでしょう。
そういった方は実は〇〇をするという方法もあります。」という風に
事前に批判を想定して文章を追加することも大事です。


話は戻りますが、誹謗中傷との向き合い方については、経験してみないと
耐性ができませんが、そんな批判1つで才能のあるあなたが
活動を辞めてしまってはもったいないです。
そうゆう時はみなさんファンの出番です。

好きな人には好きな気持ちを伝えましょう。

KARAのハラさんが自殺した時も同様に誹謗中傷については問題になりました。しかし、再び今回のような事件が起きてしまいました。
みんながこうして誹謗中傷について考える機会は実際事件が起きる度に与えられますが、それを押さえつける法的措置は何も変わっていないのが現状です。


だって学校内のいじめで相手が特定できる状況であるのに自殺が減っていないじゃないですか?
その問題すら解決できてないのに、匿名問題を解決するのは無理です。
あまり期待していません。

今回の件で誹謗中傷を行ってしまった人はアカウントを削除して
逃亡しました。

リアルの世界に置き換えると、人を殺して逃げたのと同じです。
まぁ自首する人なんてインターネットの世界にはいないと思いますが
その人が今もどこかで当たり前のように生活をしています。

今は罪悪感で苦しんでいるかも知れませんが
匿名なので指名手配をされている訳でもなく
社会的制裁を受ける訳ではないので一定期間経つと忘れるでしょう。

しかし、誹謗中傷していた人を私達が誹謗中傷しても先には進めません


みなさんも経験していなくても木村花さんの気持ちになってみれば
「目に見えない敵」の怖さは理解できたと思います。


今、世界は同じ様に目に見えないウイルスという敵と戦っています。
インターネットの発達によって目に見えないウイルスに加えて
「匿名による誹謗中傷」という目に見えないナイフを投げてくる人がいます


コロナウイルスに国が一生懸命戦ったように
日本にはまだまだ解決しなきゃいけない問題が山積みです。

インターネットのいじめの問題だけでなく、会社のパワハラや残業問題など。


実際、新型コロナウイルスで亡くなっている人が毎日発表されているが
過去3年間の同時期に比べて今年は東京都の死者数が少ないんです。


外出が自粛されているので単純に殺人事件が減っているのもありますが

在宅によって、残業がなくなって仕事のストレスから開放されたり
学校内のいじめがなくっているのもあるのだと思います。


みなさんもSNSやインターネット上のサービスを使う時は
投稿ボタンを押す前に、一呼吸おいて投稿することで誰かを傷つけないかを
よく考えて投稿しましょう。


最後にテレビが好きな人にはショックな話かも知れませんが

「リアリティーショー」という言葉を真に受けないでください。

リアル観察バラエティだったり、ドッキリ番組だってほとんどが
台本があって演出です。そんなことはみなさん気づいているとは
思いますが実際信じている人だっています。

私だって、ほんとうにあった呪いのビデオというCSの番組を
つい最近までずっと実際の話や映像だと思ってましたから。
(インターネットで調べて作り物だと知りました笑)

今回のテラスハウスも同様です。

Amazonの人気番組だってやらせだったんです。


今回の事件も一部の人達が、台本のないリアリティーショーだと信じて
見ていたため、テレビの制作側が作り出した悪役をその役だけを批判するんじゃなく、本人自身を批判する結果を招いた。

今回の誹謗中傷殺到も番組が狙って作り出したものじゃないだろうか。

当然、やりすぎだし木村花さんの命が失われている訳だから
番組は打ちきりになるだろう。

そしてこういった番組は視聴者が感情移入しやすく
現実との区別がつかなくなるため、二度とやらないでほしい。


暗い話になってしまったけど、こうして情報提供をしている立場で
今回の事をスルーすることはできませんでした。

次回から通常投稿に戻ります。

よろしくお願い致します。





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