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#152 何回も付き合う覚悟

これまた、連続して耳にする機会があった内容。

それは、
人が新しく何かを習得しようとするとき、
教える側は、習得したあとの世界から物事をみているから、
学ぶ側の「今」の段階を十分に受け入れられていないことがある、
というお話。

納得!共感!

例えば、算数の計算問題があって、
さっきも全く同じ問題を解いたのに、
また解けない。


さっきと全く同じじゃん!
って言いたくなる(事実、息子に何度も言った)。


確かに、習得できている視点から見れば、
全く同じなのだから、そりゃ簡単に見える。

しかし、習得していくその瞬間は、
前回の問題を習得できていないのだから、
次も「同じ」とは思えなかったりする。


仮に、リフティングの完璧なフォームを教えてもらったとして、
「さっきと同じようにやってみて」と言われて
も、できる人と、できない人がいる。

「なんでできないの?さっきと同じだよ」
なんて言われたって、うまくいかない。
そもそも習得できていないのだから。


そして、もう1点。
習得までの回数は人によりけり。

1回でできる人もいれば、
10回でできる人もいれば、
100回でできる人もいる。

だから、何度だって付き合う。
教える側が嫌になってしまっては、
学ぶ側はきっともっと嫌になる。
覚悟と忍耐がいるね〜

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