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#101 頑張りたいから辞める

1ヶ月ほど前に「辞めることの方が難しい」という記事を書き、

これを書いた時から、
何度も舵取りをした1ヶ月でした。
特に、週7の習い事を全て辞めたくなかった息子の変化が大きく、今日はこの話。


木・金・土・日のサッカーのうち、
木・土・日で行っていた地域のサッカーチームを辞めることで夫婦の意見は共通していました。


私から息子へのアプローチと、
夫から息子へのアプローチとは大きく違い、
夫から息子へのアプローチが変換点でした。
ポイントは、「なぜ辞めるのか


私→息子
「習い事が毎日あって大変になってきたから、そろそろ優先順位を付けて、習い事を整理した方がいいよね?」
息子→私
「どれも辞めたくない。このまま続ける」


夫→息子
「サッカーチームでの2時間の練習のうち、ボールを触っていた時間は実質10分くらいだった(1時間走り、残りの1時間は順番にドリブルしたり、試合したり)。
30分パス練した方がボールを触れる。週末は一緒にボール蹴らないか?」

息子→夫
「確かにそうかも。もっと上手くなるなら、そうしようかな」

そこから息子と夫が話し合い、
条件付きで、2つやっているサッカーの1つを辞める事になりそう。

条件というのは、
「リフティング50回をクリア」というもの。
つまり、サッカー技術が1つアップしたら、サッカーを辞めるというもの。


私には思いもよらない展開。

私の中で、「サッカーはもうこれ以上極めなくて良いのでは」という気持ちがあった。
だからこそ、サッカーはもう辞めてはいいのでは?と思っていた。

一方で、夫は、サッカーを上達するためにサッカーチームを辞めるという選択肢を息子に提示した。
さらには、サッカースキルが1つ上がったらチームを辞めると。
(え?もっとサッカー極めるの??)


「サッカーチームを辞める」という同じ結果に至るまでの「なぜ」の部分が私と夫で全く違った。


これが息子の行動を変えて、
朝6時から近くの公園へ行き、リフティング練習をする日々。
しかも「50回できたらサッカーチームを辞める」と本人も言っている。


×これ以上は難しいから、辞める
○頑張りたいから、辞める(別のやり方にする)

同じ「辞める」でも、
これまでの頑張りを次に活かす辞め方をしていくことが大切
と気づいた出来事でした。


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