#98 失敗の原因よりも、成功の原因
子供が食事中にご飯をポロポロこぼす。
お茶をこぼす。
そんなとき、
「よそ見してるからでしょ!」
「左手が出てないよ」といった感じで、うまく行かなかった原因を指摘しがち。
指摘した直後は、
ご飯をキレイに食べようとしたり、
左手でお皿を押さえて食べようとしたりする。
一方で、ちょっと視点を変えて、
「ご飯キレイに食べられたね」
「左手でてるね」
と出来ている瞬間を見つけて伝えてみる。
この場合も、
子供達は、引き続き、
ご飯をキレイに食べようとしたり、左手でお皿を押さえて食べようとしたりする。
伝える内容も、伝える側の気分も、伝えられる側の気分も反対なのに、
得られる結果(子供の行動)は同じ。
さらに、後者の方は、こんな声かけもプラスできる。
「ご飯キレイに食べられたね!気をつけていることがあるの?」
「どうするとキレイに食べられるの?」などと合わせて聞いてみる。
そうすると、子供は、
「お皿を自分の方に寄せてね…」
「箸をこう使ってね…」などと、得意気に話してくれる😊
自分はこういうことができる!得意!
といった自信につながると、また次もやってみようと思える。
できたことにフォーカスすると、
未来につながりやすくなる。
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