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次男が英語を勉強したくない理由

中学1年生の長男がとくにかく、英語が苦手だ。
彼は、単語が覚えられない、つづりを丸暗記するのが苦手だという。
私が英語が苦手で苦労した経験から、子供にはそうなってほしくないと思って海外旅行に連れて行ったりしてみたけど、効果なし。
よくよく話を聞いてみると、自分が働くころにはきっと脳に埋め込める翻訳機みたいのができるはず。だからわざわざ今覚えなくていいと。

私も同じように、高校生まで英語が大嫌いだった。英語をやる理由がわからないと思っていた。私は大学の短期留学プログラムでオーストラリアに行ってから、東南アジアのバックパック旅行にはまり、英語がもっと上手かったら・・という場面を何度も経験してきた。
その後仕事では英語は全く使わなかったのだが、仕事を辞めたのを機に3年前から英語の勉強をしていて、少しは上達してきた。
英語の情報は多いし、英語ができるメリットをすごく感じる。

でも次男にそんなこと言っても伝わらない。
長男は、学校での授業を難なく受け入れるタイプ。
しかし、次男は理由がわからないと勉強する気が全く起きないらしい。
いままでも、

  • 字が汚い⇒大人になったら、パソコンで書類作るからきれいな必要はない

  • 漢字が苦手⇒わからなかったら、スマホで調べればいいから覚える必要はない

公立中学校に受検するときに、作文があるから字をきれいにしたり漢字覚えたら?と声かけたけど、効果なし。(結局不合格。)

でも次男の考えることは実は理解できる。意外と本質をついていることがよくある。

次男は、今地図帳が大好きで日本だけでなく世界の都市の人口にはまっている。それとgoogle ストリートビューを見比べている。また、戦国時代の歴史や、世界史などはまったときもありやたら詳しい。
(あと、プロ野球選手名鑑の各選手の打率と傾向も詳しい)
そのようなことは勝手にどんどん覚えるし、勝手に分析しているのに、学校で与えらえる勉強には興味を示さない。

私もそうだけど、結局興味持ったことしか頭に入っていかない。いつか必要性を感じたら英語を勉強するときが来るのか?
そのスイッチは彼にしかわからない。苦痛だけど(笑)、見守るしかない。


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