上記のつづきである。 あれから3ヶ月経った。 この部屋とこの街に対して抱く心の変化について書こうと思う。 部屋は慣れた。 この部屋に帰ってきて思うことに変わりはないが 体はだいぶ慣れてきている。 きっと、段ボールでできた家だったとしても 私はそれでいいのだろうと思った。 しかし、この街はまったく嫌になる。 星は見えない。虫の音は聞こえない。 換気扇から聞こえるのは車と調子のいいバイク音。 ここにあるのは人間とたくさんのビルディング。 それから、外はいろんな臭いがして頭が
私は、4月からはじまる労働のために昨日引越しをした。 新築だったので、内見はせずに契約をしたがこれが失敗だった。 家賃に見合わないほど部屋が遥かに狭い。 以前住んでいた部屋と比べていいところがあるだろうか。 あるとしたら新しいことと、通勤が約30分短縮されたことくらいだ。 だが、今の私にとってはそんなことはどうでもいい。 引越し業者の方に都内だと大体このくらいですよ、なんて言われたがなんの慰めにもならない。 わたしは絶望している。 東京なんて嫌いだ。絶対にこの街を出て行く。
一昨日、スタジオジブリ制作『君たちはどう生きるか』を観てきました。 去年の夏頃、帰省中に2回見たきりだったので何だか久しぶりでどきどきしました。 というのも、私が宮崎監督を心から尊敬していて宮崎監督がつくる作品がだいすきだからです。 なんて言葉にすると無粋な気もしますけど... 美術の世界を選んだのも彼の存在が大きく影響しています。 そんな人の作品を見るんですから、そりゃ緊張します。 〈感想〉君たちはどう生きるか※ネタバレあり ※個人的解釈あり ※考察・解説ではありません
記憶はあまりない。 大きな楕円の下で幾つもの祝福に出逢っていたような気がする。 朝はおんぶされて母屋へ 7時過ぎ 支度をしたらバス停まで あの子のことはまだ言えない。 繰り返す鼻血もジェットコースターの悪夢もあの子のせいなのに 地球上の、わたしと同じ種ぜんぶが敵に見える日々 かなしい かなしい でも隠しごとはあったほうがいい。 少女の熱くなっている真ん中が 間違っているだなんて思わないから。 冷めない余波のなか闊歩して帰り道 坂の登り方は昨日と違う