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引きこもりの時に思ってたこと。

こんにちは。あさきです。いつもこのブログを見てくださってありがとうございます。

今日は引きこもり時代に自分が思ってたことをいろいろ挙げてみようと思います。

まずリアルが充実している人が本当に憎かったです。例えばかわいい彼女を連れて歩いていたりとかいい車に乗ってドライブしていたりとか大きい家に住んでセレブみたいな生活をしていたりとか今思えばそんなことを思っても仕方ないだろうっていうことばかりなんですけどその当時は本気で、そういう人とすれ違うたびに消えたくなっていました。

あと、学歴コンプレックスもありました。僕は家があまり裕福ではなかったので、高校は行けたんですけど大学は行けなかったんです。本当は音楽の専門学校に入ってギターテックになりたかったんです。でもその夢を叶えるには、自分の障害があまりにも邪魔で結局叶えられずじまいでした。

音楽がとても好きで、プロのミュージシャンになることを夢見ていたんですけど、自分にはそんな行動力とか影響力はなくてファンもできなかったし、バンドでもお客さんを集めることができなくて、とても苦労していました。そんな背景もあってかテレビで芸能人とかプロのミュージシャンが出てるといつも馬鹿にしていました。

後は自分の内面なんですが、なんでこんな人生になってしまったんだろうとかなんで自分は周りの人みたいにうまく生きることができないんだろうとか、なんで自分は仕事で成功することができないんだろうとか、もうそこら辺にすごくコンプレックスがありました。

あと、そういうふうに人を憎んでいるせいで、恋愛もうまくいかなかったし、対人関係もうまくいかなかったです。結局僕が癇癪を起こして、相手を泣かしてしまって関係が終わるみたいなことがずっとあって、音楽の挫折も、人間関係の挫折もひどかったです。

どうしたら人生もっと前向きになれるんだろうって引き寄せの法則とかも勉強したし、成功哲学とか自己啓発本とかもいろいろ見たりしました。でも自分の内面にしっくりくる答えっていうのはなくて、ずっとさまよい続けていた感じです。

で、結局、行き着いたのが別に社会で成功する必要は無いって言う答えでした。それはできる人がやったらいい、自分はやる必要はないんだって思いました。なんかそのぐらいから自分が負け組なんだっていうことがはっきりわかって、負け組なら負け組なりに生きてやろうじゃないかって思いました。そこで大事になってくるのがやっぱり音楽だったんですね。

仕事をして、立派な家庭を持って子孫を残して、そんなまぁ当たり前と言えることすら僕にとってはものすごいハードルが高くて、全く叶えられそうもない願いを持っていたことと改めて感じました。

ただそこで腐っても仕方ないなって思っていたので、ひたすら運動をしたりとか音楽に打ち込んでいたりとか、そこで自分の憎しみとか苦しみを表現する。それが僕の唯一できることでした。


死んだように生きている。
そんな感じでした

でも、そんな生活は僕の中ではすごく大切なものになっていて、どれだけ絶望が深かったとしても、人間は生きていけるんだなって自信になったし、もともと家庭環境もそんな良くなかったんで、辛いこととか腐るほどありましたけど、それも乗り越えて自分は生きてるんだなぁって思いました。

なので、辛い状況で生き残ってきた自分に誇りを持ってもいいって思います。今辛い思いをされてる方は、その苦しみも勲章になり得るし、将来笑い飛ばせる日が来ると思って、ただ1日1日生きてみる。

そんな生き方でもいいんじゃないでしょうか。

結論を急がずに人生を急がずに、自分が病気になって死ぬならそれも寿命だと受け入れて生きていく。

それでいいかな。と思っています。

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