【日記】推しというカルチャー
「推し」という概念があります。
元々はアイドルに対して使われることが多かった言葉。単推し・箱推しとか。
今はアイドルのみならず、バンドや俳優さん・芸人さん、さらには推し球団など、多くのものを対象範囲とした概念として用いられています。
そして、部活内や会社内など身近な関係性の中にも「推し」という概念は入り込んでいます。
一億総"推し"社会ですね。
しかし、僕は身近な人に対しての「推し」に懐疑的でした。「友達の中で「推し」って何事?」って感じで。
以前、会社の人と話していた時に推しの話になり、社内に推しが居るという人が、
「推しという枠を作り、その人と会ったり話したりすることでモチベを高めるって決めてる」
と話しており、同席していた友達と、
「それって恋愛的な好きってことじゃないの?」
首を傾げることがありました。
結局、その日色々と推しの概念について説明を受けましたが、理解できぬまま帰宅しました。
いや、「推し」むじぃ〜
でも、よくよく考えてみたら、理屈はどうであれ「推し」を持つことは良いことなんじゃないかな?など思いまして。
「推し」がいることで、少しでも生活が彩り豊かになったり、今日を頑張る活力になるんだったら、それは健康的なことだと思うのです。
星野源さんがラジオで「目先の小さな楽しみを用意して、明日や今週を乗り切る活力にして欲しい」というようなお話をしていました。
「今週の出社はこの人に会うな。ワクワクするな。」と仕事を頑張れるなら、それはとても温かなエネルギーだと思います。
それはその人に対して興味を持って接するということにもなり、より親しくなる要因にもなり得ると思うので。
でも、それって友達みんなそうじゃないですか?
友達なら誰だって会ったら嬉しいし、楽しいし、また会いたいなと思う訳で。
うーん、「推し」むじぃ〜
どこまで考えても「推し」という概念は奥が深くてむじぃですね。
でも今回分かったのは、どうやら僕は友達を「箱推し」らしいということです。
いや、「推し」ってそういうことじゃないのかもしれないけど。とりあえず、僕の中ではそういうことにしておきます。
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