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ついにゲット!~トウシューズ再チャレンジへの道④

シルビア福岡店で、5年ぶりにトウシューズを試し履きしている私。
ちゃんとトウで立っている。
しっかりバーにつかまっているけど!

「ああ、私はついにトウシューズに復帰した……」

I Came Back!(感涙)



感慨にひたっていると、シルビアさんが焦ったように言う。

「アッ、ごめんなさい。トウパッドしてませんでしたね!」

あ、そう……よね?


。。。。。。。


ですよねー!
トウパッドのこと、言われないから言えなかった。

まずはトウパッドなしで試し履きが最新式なのか。
私がトウシューズにご無沙汰していた5年の間に変わったのか?

と思っちゃった。

ほら、常識って、いつの間にか変わってるでしょ。
「かさぶたは剝がしちゃダメ」とか「赤ちゃんには果汁を与えないでいい」とかね笑。
そういうものだと信じ込んでいたことが、
いとも簡単に変わっていて驚く。
思わず「ええーっそうなの!?」って叫んでしまう。


そう、トウパッドの話。

そんなはずはない。
フツーの人はトウパッドを爪先に被せてトウシューズを履く。
必須のものだ。

コーヒーにはクリープ(古い)、トウシューズにはトウパッド。

トウパッドでないにしても、何かしらのクッション、
足先を守るものが必要だ。何もないと痛い。
いくらバレエやる人がマゾ(が多い)とは言え。

「一応、前使ってたのを持ってきたんですけど」

と、持参した2点を見せる私。
ひとつは、モケモケしたウール(?)、
もうひとつはシリコン樹脂製(?)のものだ。

シルビアさんは即座に、
「それはあまり良くありません」と一蹴。
そして、
「これが今人気です」
シリコン製のお勧めトウパッドを出してくれる。


シルビアシリコントウパッドB 1950円+税



薄ピンク色のそれを裸足の足先に被せ、その上からタイツを被せる。
そして、先ほどのトウシューズ、メルレのベルを履く。
トウパッドの厚みの分だけ、少しきつくなってフィットする感じ。

立ってみる。

そうよそうよ。これこれ。
この感じよ。
さっきのトウパッドなしは、ないわ~。
久しぶりのトウシューズ、ワクワクと緊張。
足先の感覚がマヒしていたと思われる。

そんなボケかましてる私に、
Aちゃんがまた「キレイキレイ」とか言ってくれる。

ありがとう♡

その状態でトウで立つと、足が下に落ちるので、かかと部分に余りが出来る。それをつまんでシルビアさんがチェック。

それによると、私は右足の方が、つまめる部分(余り)が大きいらしい。
右足が若干短いのか。
なので、トウシューズがへたってきて、シューズの中で足が落ちてきたら
右だけにもう一枚薄い布製のトウパッドを重ねると良い、とアドバイスをもらう。
なるほどね。

「メルレ」の「ベル」、私の足に合っているような気がする。
他の物を履いてみなくても良さそう。
これにしようかな。

もうワンサイズ上も履いてみる。

うーん……。
ちょっとゆとりがある。
どうだろう? どっちがいいんだろう?
中で足が余り遊ばない方が良いとも聞くし……
でもきつすぎると苦しいし……
夕方になるとむくむ? 
でも、そんなに一日中履かないし。
午前中の大人クラスで、ちょろちょろっと
20分くらい履くだけだから……。

2足を何度も履き比べる。
「もうコレは好みですから」とシルビアさん。
「好みだから」とAちゃん。

うーん……。

悩みに悩んだ末、若干ゆとりがある方に決定した。


私の愛しいトウシューズ

やった~!

ついにゲット~
私のトウシューズ!
嬉しい!


I Came Back!(感涙)(2度目)


Aちゃんも「良かったね!」と喜んでくれる。

この後はチャコットでレッスンがあるAちゃん。
「今日もレッスンするんかいー!」と突っ込みたくなる。
ホントにバレエ好きなのね(お互いさま)。

「MUJI」のカフェでランチして、その後店内をぶらぶら。
私はチェックのネルシャツ、赤いニット帽、
ゴールドのアイシャドウ(Aちゃんも。お揃い)を買った。

トウシューズ選びにつきあってくれてありがとう、Aちゃん!

シルビアさんもありがとう!


さあ、これを履いて次の火曜日にレッスンするんだ。

早速ゴムとリボンを付けなくちゃ。

                         《続く》








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