WEEK 51 キラキラ☆ウィンター新刊情報!
*新刊情報は末尾です
新刊①「The Adventure of Yuhki」
冬の新刊「The Adventure of Yuhki」は、カナダ留学を終えて、南米住まいの友達宅を泊まり歩いたところ、ペルーとチリってそんな国だったん??という本です。
南米のふつーの生活まんがってなかなか見ない気がするので、旅行目線ではないお話をどうぞ!…といっても、冒頭の漫画は旅行話 at マチュピチュなんですが。山頂で出会ったペルー人とオーストラリア人のカップルのことは忘れられないので、描かずにはいられませんでした。
漫画になる前のnote URL ↓
ペルー料理は神々の食卓!
私が和食より好き!となったペルー料理をたくさん紹介しています。鮮やかチーズソースがけのポテト、パパワンカイーナ。レモネードがわりの赤紫コーンベースのドリンク、チチャ・モラーダ。ペルーの普通の朝食、レモン党にはたまらないセビーチェ、食べ出すととまらない炒り炒りコーン、カンチェ・セラーナ。旧インカ帝国首都・クスコの家族パン、チュタ。チリのドリンクデザート、桃の実と麦が入ったモテなどなど。帰国後もペルー料理を食べ歩いてます。行ったことのあるペルー料理屋さんをぜひコメントで教えてください〜。
ペルー料理に開眼強めの旅行当時のnote URL↓
チリでどこかひとつだけいくならアタカマ砂漠
チリ編は、再訪したい砂漠の星空ツアーのことを漫画にしました。アタカマ砂漠は雨が降らないので世界のどこよりも空気が澄んでいて、周囲になにもないので、宇宙観察の望遠鏡が列をなしている土地です。当時のブログでこのガイドさんの砂漠での星空観察の演出の良さを文章で書いたのですが、チリ話を描くなら絶対ここを絵起こししたい!ということで漫画バージョンです。
漫画になる前のnote URL↓
新刊②「安土桃山美術部」
安土桃山美術部は、安土桃山時代を席捲した文化アイドルたちの作品を、笑えるエピソードにして描いたまんがです。フルカラー本で20ページ。カラー本で出せるなんて、いい時代になったなあ…!コロナ期間中に東京で開催された「桃山展」の図録があまりにおもしろかったので、うちのキャラで見てみたいと描いているうちに、きづいたら狩野永徳(かのうえいとく)と長谷川等伯(はせがわとうはく)に心鷲掴みにされてました。いやあ…この二人はいい…。
狩野永徳と長谷川等伯はまぶしい!
この時代、個性を出すとか、見たものをまんま描くというスタイルがないので、「伝統軽視」「未熟」という評価があったと想像できるんですが、この二人はどっちもそれをやることで日本絵画史を切り開いてきた絵師なのです。現代でも、絵師でなくても、社会人なら、「このままで自分はいいのかなあ?」と自問、あるときは「うん、これで自分はいいんだ」と言い聞かせて、揺れに揺れながら仕事してる人が多いと思うんですが、一生、揺れてていいんだ…!と自信を与えてくれる二人だなーと思います。一方、一番やってはいけないのは、揺れないこと、つまり、多忙や既得権力やギャラやあきらめに魂を売ってしまって、自分が何に夢中になれるかわかろうとする時間をとらないことなんだなーというのも教えてくれます。いやあ、狩野ATOKと長谷川トーハクはまぶしい!最高!春はこの二人の本です。
紙本のページ順序違い
さて、冬コミ新刊を読んでいた妹から「姉…、このページ逆だよね?」といわれて、ぎゃー!となりました。印刷所ミスではなく完全に私の大罪です。せっかくのネタのクライマックスだというのに、痛恨の極みです…。ギリギリ入稿、怖!
新刊情報 -- BOOTHで販売中
どちらも来月あたりにはamazonの高田ゆうきページでkindle unlimited版を発行予定です。どうぞお楽しみに〜!
※ブログタイトルはAI様に考えてもらったんですが、最初「キラキラウィンター新刊の予感!」と「予感」がでたので、そこは変えました。予感じゃなくて物理で出てるので…!うちのAI様は、どこからなにを拾ってくるんだろうなあ。