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大人女性の留学プラン:バンクーバーでの充実した学びと冒険

↑メキシコ・ブラジル・チリの友達が、ラテン系家族というものをわかりやすく描いてるよ!と教えてくれたディズニー映画「エンカント」(邦題「ミラベルと魔法だらけの家」)

バンクーバーに留学して思いがけなかったことの1つに、ラテン系の友達がたくさんできたことがあります。チリ、ペルー、メキシコ、ブラジル、コロンビア。日本という島育ちということもあって、コーヒーの名産地かな…ぐらいの認識しかなかったんですよね。

ある日、学校でチリ人の友達が「あー、通知が113…」というので「なになに?」ときいたら、携帯のLINE的アプリ、What's Appのチャットグループの通知のことでした。ラテン系の友達は必ずといっていいほど、「親族チャットグループ」を持っています。

親族グループチャットは、メンバー数が基本20人超え。「何話すの?」ときいてみると「誕生日」「進学」「家買った」「新しいTV買った」「病気になった」とかで、借金やお金に困ってる話はしないとのこと。なるほど…なんとなく想像できる内容ですよね。

核家族育ちで、親戚付き合いが皆無の私からすると、そもそも親族という感覚がよくわからなかったので、「親族と思えるのはどこまで?」ときくと、だいたい3頭親まで、4頭親は年齢差によるようです。また、親族グループから派生した「従兄弟同士チャットグループ」や「兄弟チャットグループ」があり、そこではもっと親しい話題「彼女できた」「わかれた」とかがあるんですって。おもしろい!

「彼女は親族グループにいつ入るの?」ときくと、「結婚した時点で初めて参加」が100%の答えでした。従兄弟同士グループに親族の彼女が入ってるけど、自分の彼女はいれていないという人もいました。でも、従兄弟グループでも「お金貸して」話はしないそうです。一方、服のおさがりや車貸してとかは全然あるとのこと。従兄弟の名前すら覚えてない私からすると、なんかうらやましいなあ、そういう関係。

そんなふうに驚いていたら、上記の映画をブラジル人の友達がすすめてくれました。タイトルになっている「エンカント」は、友達いわく、かなり、かなり訳しづらいとのことで、一緒に英語辞書を見て、意味が相当する2つの語をひろってくれました。bliss(喜び), happiness(幸せ)。そしてエンカントとは、持って生まれてくるもので、それを育てて、共有する感覚がつながる人間関係が「家族/親族」というかんじだそうです。ほほう…!おもしろいなあ。

映画のタイトルについて、ラテン友達が考えることと、日本人が思いもつかないこと。

友達が辞書をみて「これは違う」といった意味に「charm(魅了する、魔法をかける)」があります。映画では祖母がエンカントを親族間にくばる魔法として使っているので、日本人からみれば「祖母が魔法を使うのかー。たしかに、ラテンはマンマ中心文化だし、encantoは魔法をかけるという意味があるし!」と表面的に100%納得できるんですが、ラテン友達からみると「親族間で共有しているあのかんじを、わかりやすく魔法として使ってるのね」になるんですね。

お話づくりの傾向が事実史実大好きで、魔法ものを敬遠していた私から見ると、この発想が画期的で、さすがディズニー!となりました(笑) 海外の人にはわからない、「沈黙は美」「散る桜は美しい」「我慢は美徳」「恩を感じる」とかも、魔法にしちゃえば世界につたわりやすいということですよね。世代間ギャップにもつかえるんだなあ。

にしても南米の友達とこんなに気が合うとは思いませんでした。アジア人は南米の人と実はなかなかわかりあえるところがあるんではないか…? おそらく日本人も南米の人も「海外の人」というと欧米人を想像してると思うのですが、そこを飛び越えて出会う「さらに海外の人」という感覚が「おお?」とひきあわせるのかなと思います。とはいえ、UBCに来て初めて大量のアジア人を見たという南米の友達は全員、のですが、「ゆーきが典型的な日本人でないのはわかる」との認識で一致しているそうです。ありがとう!(笑)

留学すると4技能のうちリスニングが一番先にあがる実験の証拠。

100%ではないんですが、この人の後半のめっちゃはやいイギリス英語が字幕なしできけるようになりました。以前ならまったく歯が立たなかったので、嬉しいなあ。でも、みんなが笑ってるところは全然まったくわかりません。いつかわかるようになることを信じて…!

※タイトルはAIさまに考えてもらいました。留学プラン立てた記憶はないけど、AIがいうなら立てたのかも(笑)


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