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色々な街に行く時の癖

こんにちは。

私は日頃外に出て仕事することが多く、行く先々も都内が中心ですが様々あります。
せっかく外に出て色々な街を訪れる機会があるので、訪れた街をなるべく楽しめたらと思っています。
近い境遇の方も中にはいらっしゃると思いますが、私はやはり食を楽しむことが多くあります。
チェーン店も美味しいですが、やはりそこでしか味わうことが出来ないものを食べたくなるわけです。
特に多くなってしまうのは好きなラーメンとなってしまうのですが、スイーツ店も良く探しています。
なぜスイーツ店かというと、いざお土産が必要となった時にやはり美味しいものを渡したいと思うのですが、事前に知っていないとなかなか決めるのが難しくなります。
また、出先であっても急に必要であった時に多くの選択肢があると無理なくお土産を入手しやすくなるので、そのような機会がある方にはおすすめです。

さらに食とは別に意識的に巡るのが古着屋です。
外に行く機会が多いことや建築現場で汚れることもあるため、服の消耗が比較的早いことや、年を重ねてファッションで良いものを身に付けたいと思う気持ちも徐々に薄れてきてしまい、これはこれで良くないなと感じ、どちらも解決?するために古着屋に行くことがあります。
古着屋の品揃えはもちろんお店によってまちまちであり、何か目当てのものを買うわけではなく、気に留まる掘り出し物を探しに行く感覚です。
行く先々の古着屋に何があるかわからないため、わざわざ行くとなると億劫になってしまいますが、外にいることが多い私ならそれも苦になりません。
ファッション素人の私からすれば、その時たまたまあったお気に入りを買うことで、一期一会的な感覚としてファッションを楽しんでいます。

そして最後に、普通のことですが街をよく見るようにしています。
実務上何かサービスを提供するわけではありませんが、不動産と建築は切っても切れない関係です。
建築を生業にする以上、街の情報を持ち合わせているというのはかなり役に立ちます。
特に私が街を見る際に気にしているのは、住民の属性(年齢・服装・家族構成)とすでに建っている家です。
住民の属性がなんとなくわかると、この街がどんな特色を持っているのかを想像しやすくなります。
子持ちの若い家族が多ければ、土地の相場がリーズナブルな可能性があります。
高齢者ばかりの街となると、おそらく古くから住んでる方が多く、土地の価格は高いが開発もそれほどしていない可能性があります。
ファッション性が高い方が多ければ、都心へのアクセスは良く、概ねそのような街は人の出入りも多いことがままあります。
また、すでに建っている家の様子を見てもその街に住む方々の振る舞いのようなものがわかります。
細かく住宅区画整理がされたところに建つ家は、それほど高齢でないファミリーが住むのに適した土地として売り出されていることが多いので、年齢層も比較的若めになる傾向があるように思えます。
またどうしてもハウスメーカーや建売業者での建築が多くなり、土地に余裕がなく建設されますので所得水準や人口の多さがなんとなくわかります。
一方で、有機的道路沿いにある土地に庭をしっかり残しながら建つ立派な家があれば、周辺の開発はあまりさせておらず、古くからいる盟主のような方々の意思が反映されている街並みとなっているように思えます。
軒並み古い家ばかりであれば、人の出入りは少なく高齢者が多くなるでしょう。
逆に築浅が多くあれば、人の出入りは多く、しかも所得水準が高い可能性があります。
所得というと感じが悪いかもしれませんが、実際にクライアントがその街に住むとなると、やはり周辺の方と感覚が似てくることはあり得ますし、何を重視しているかを理解することも大切になります。

みなさんは街を歩く際にどのようなことに目を配りますでしょうか。
街の雰囲気は、やはりそこに住む人とその営みで形成されていると思います。
住む街選びなどで参考になればと幸いです。

では、また。

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