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アートと生き方

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日常経験する現象への柔軟な考え方は、人の生き方にどれくらい影響を及ぼすのかを表現したマガジンです。制作者としてだけではなく、体験者として日常をご紹介します。
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2024年7月の記事一覧

光と影-描写する対象物が無い時

光と影-描写する対象物が無い時

絵を描いたり写真を撮ったり、何かしらの表現をするときに心がけていることは、光と影のバランス。オブジェクトを含む被写体が無い場合こそ、この光と影が主役となり、1枚の絵から温度や動きを感じることができる。

綺麗な風景を見ながら描写するのも一つではあり成立する。だけど、無機質な環境や人間を含む生き物(自然)の温度がない場合はこの光と影が主役になる。

光の温度、差し込む角度、その光の裏側を示す影の太さ

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蒼い風

蒼い風

ほぼ毎日3時過ぎに目が覚める。就寝時間も早いのが要因だろうけど、1日がとても長く感じる。凄く静かな環境で4時過ぎから仕事を開始し、始発の音が聞こえる時間に休憩の代わりとして朝食を頂く習慣。午前9時過ぎのオンライン定例会議をはじめ、国外で作業頂くスタッフとミーティングをする。

札幌の7月、早朝の何とも表現できない緑の香りとヒンヤリとした湿度。窓から少し冷たい風が入り込む度に、去年の夏、その前の夏を

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