2024/03/12 ほぼラブユー

今日は8:30頃に起きた。昨晩0時ころに寝たもんだから、早起き目だが問題は無い時間である。
起きてみて、やはり鼻水が相変わらず出るんだな。

今日は一日雨だから、ウーバーチャンスである。先に言えば、昼の雨ボーナスは一件100円、夜の雨ボーナスは250円。すごい大盤振る舞いだ。しかし、やっぱりこれだけ鼻水が出ているならウーバーはやめたほうがいいだろうとやめておいた。

今日はひとまず漫才大行進である。12:40からの出番だ。12:30の方が欠席となり時間調整になるとの連絡が事務局より届いていたが、その後また連絡があり、埋まったとのこと。東洋館に着けば、青空一風・千風先生がいらしていた。
一風千風さんはユーティリティプレイヤーである。プロ野球選手で例えれば、広島→巨人の故・木村拓也選手のような万能選手だ。一番手からトリまでできる。

本日も我々の後ろはおくまんさんであった。野球大行進である。失礼いたしました。出番後に、ちょうどおくまんさんとかねきよさんがいらしたのでウォーキング部とプロ野球部にそれぞれ入れていただくように話をした。
メールで一斉に頂戴したが、いかんせん何も言わずに入るのが私のポリシーに反していたためなんとか自分なりの道理を通すことができた。

いま気づいたのだが、おくまんさん、かねきよさん、お二人とも芸名がひらがなである。そして髪の毛の量が少ない(というより0である)。むむむ。
プロポーズという若手コンビの ならた くん。こちらも髪の毛が薄い。まさか、髪の毛が薄いと芸名をひらがなにする傾向があるのではないか。
ちなみに田川くんも芸名としては本名&漢字であるが、彼のやっているゲーム配信チャンネルは「しょうきゲーム」と聞いた気がする。こちらもひらがな表記&髪の毛が薄い・・・・。なにか宇宙の真理に近づいた気がする。

出番を終えて、少しバッティングセンターに行って練習をする。しっかり振っておかないとどんどん下手になってしまう。頑張っていこう。

帰宅後は雨に濡れた服を洗濯したり、晩御飯の支度をしたりとしていた。今日もしっかり体を休ませていたので書くことが無くなっている。そんなときこそ、あれである。TBSドラマEyeLoveYouの感想である。さあやっていきましょう。

今回は第7話である。TVerの配信は終わったが、U-NEXTで見られるのでぜひご覧ください。
前回、北海道出張にて侑里が花岡を選ぶのか、テオくんを選ぶのかの決断に迫られ、テオくんを選ぶ。お互いに思いを伝えあい、お付き合いを始めたところからスタートである。
会社では社長と新入社員という関係で、恋愛関係であることを隠したままである。そんななか、デートには温泉と聞いたテオくんは侑里をスーパー銭湯に誘ってデートをする。そこでも社員に見つかりそうになったりとてんやわんや。
そんな中、テオの大学の先輩(小野田)に片思いする真尋。なんやかんやあって、真尋は小野田に思いを伝えるのだがフラれてしまう。人生で初めてフラれたことで真尋は落ち込んでしまう。侑里に愚痴をこぼす。侑里は目を見ると人の気持ちが分かる特殊能力があるため、誰と話すときも目を見ずに話している。その点に真尋は怒り心頭で、いつも自分の話をちゃんと聞いてくれないことを怒り散らす。
そこまで言われては、と侑里は自身の特殊能力を真尋に打ち明ける。その場で真尋の心を読み、会話することで理解してもらう。しかし真尋の個々の声は「こわい」というものだった。「こわい」というのは侑里が最初で最後の交際相手にこの能力を伝えた時の彼氏の気持ちと同じで、また人が離れていってしまうのだとガックシである。
そのあとはなんやかんやあって仲直りする侑里と真尋。もう一度テオくんとイチャラブモードに入ったが、侑里はテオくんの家で一冊の絵本を発見する。それは心の声が聞こえる少女と少年の物語だった。そこにはこの二人には災難が降りかかり続ける、と書かれており・・・。

というのが第7話だった。今回も辛くて辛くてたまらなかった。もう見たくないし書きたくない。
今回はいったん侑里とテオくんがお付き合いをしていることから物語のいびつさがある程度解消された。なぜなら前半はただ恋人同士がいちゃいちゃしているだけだから、物語がないのだ。物語が無ければボロは出ない。これは逆転の発想である。おもしろいかおもしろくないかは別として、試合に出なければエラーはしない。リングに上がらなければ負けることは無い。
中盤、侑里の能力を真尋に打ち明けた時、真尋は「こわい」と思っていて傷つくシーン。ここが気になる。
特殊能力を真尋に信じてもらうために、真尋が心の中で「こんにちは」と言えば侑里は「こんにちは」と答え、「アンニョン」と考えれば「ハセヨ」、「カムサ」「ハムニダ」、「サラン」「ヘヨ」というやりとりがあったうえで「こわい」を読み取った。
このモヤモヤ、一言で言えば「都合がよすぎる」のである。アンニョンに対してハセヨと返すということは、心の声つまり感情を読み取るということではなく、頭の中で言葉にしたことを読み取れるということだ。嬉しい、悲しいなどの感情ではない。頭の中で言葉として考えていることなのだ。

であれば、花岡の恋心にこれまで気づいていなかったのはちょっとおかしくないだろうか。話の感じから、花岡は大学の同級生時代から侑里に対して恋心を持っている。一度や二度は「かわいいなあ」とか「俺のことは好きじゃないのかな」なんて考えているはずですある。なんなら、これまでにたくさんの男性の心のなかの「付き合いたい」だとか「カレシはいないのかな」などという眼差しを向けられているだろうし、そこらへんの気持ちは一切読んでいないのはおかしい。
最初の方に看護師の方が「治らないお父さんの世話をして大変だね」なんていうのを読んでショックを受けるシーンがあったが、それ以外で嫌な気持ちを読んでいない。この特殊能力は都合が良すぎる。

その他に、真尋が「初めてフラレた」という表現が気になる。恋愛マスターのようなふるまいとキャラクターであるが、初めてフラレた、ものにできなかったことにショックを受けている点、これも気になる。
今までの恋愛遍歴はいかほどのものだったのだろうか。ただたくさんの男性と性行為に及んでいるだけの人に見える。

それを一切見せないところが逆に汚い表現である。なんだか女性を馬鹿にしているように見える。西野カナさんの楽曲がきれいな部分だけを歌っているのが、やりすぎていて逆に女性をバカにしているように見えるのと重なる。女性でも大便をするし、屁もこくし、セックスをする。それらが全て汚いものとして漂白されて、きれいに見せようとしている感じが気に入らない。
そういうドラマじゃないのよというのは十分にわかっているが、人間は男女問わずもっと汚いもののはずなのに、一切触れないのはおかしい。やはりこのドラマは私にはあっていないのだ。

最後に、絵本を見つけた時の侑里の反応があまりにも仰々しすぎる。たまたま絵本と自分の環境が似ているだけの可能性を一切考えていないのだ。見つけた瞬間に大ショックを受ける。そんな事あるだろうか。

私も太宰治の人間失格を読んだときに自分の事を書いているんじゃないかとショックを受けたことがある。でもそんなもの誰しもが通る道である。先人の書いたものと自分の状況が重なることがある。しかしその感覚は中学生くらいの時の話である。思春期に経験するものである。
それをこのドラマでは30歳の大人の、それも社長を努める女性が経験している。子供過ぎるのだ。ああいかんいかん。

いろいろ言ったが、ようやく来週からこの特殊能力についての真相解明のタームに入りそうなので楽しみだ。うまくすべてを回収してほしい。
一番気になっているのは侑里がお腹が空いていると機嫌が悪くなるという設定だ。第二話くらい以降、この設定が生きていない。おそらくはこれがうまく絡み合って大団円を迎えるのだろう。

もうおわり!ながい!

今日面白いと思ったことは「このドラマ、どんどんおもしろくなってきている。感想の言葉がだんだんなくなってきた。私対ドラマの根比べだ。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。