2023/10/25 5周年、いや25周年

今日は10:30に起きた。今日の予定は19時から新宿で事務所の企画ライブのみである。企画ライブはマセキユースの芸歴5年を迎えたメンバーをお祝いしようというもので、気づけば我々も5年から漫才をやったもんだ。
思えば遠くへ来たもんだ。心の武田鉄矢が髪をかき上げている。

このライブに向けての準備も多少はしなければいけないなと思いながら、南千住のホームセンターへ向かった。
原付のヘッドランプが切れているし、明日の予定のための買い出しもしなければいけない。
南千住がきれいになっているという話は以前ここでやっているので今日は書かない。相変わらずきれいになっていた。

南千住ついでに書店にも行ってみた。書店は年々数を減らしていると聞くが、まったくもってその通りで、私の普段行くところに書店は1店舗もない。
書店の本棚をなんの気無しに眺めると脳が活性化される。タイトルを見るだけで、自分はこういうことに興味があるのかと発見にもなる。
というのはあまりにも世間の人々が言っている感想なので、私も同感しているが言わないでおく。

そういえば、あのタレントさんが本を出していたな。ラジオでこういう本が面白いと紹介されていたなと思い、あったら買おうと思っていた。目当ての本を探す。
これがなかなかどうしてやはり探しづらい。買う本が決まっていれば本屋を使うのはけっこう不便である。
探しづらく、さーっと見渡すことでその知的探究心をくすぐられる効果はあるのだが、やはり正直な気持ちを言えば使いづらい。

結局、目当ての本は売っていなかった。売ってないんかい!

その後はホームセンターで買い物をして帰宅した。うろついたこともあり、14時頃に帰宅した。
ライブへ向かうために出発するのは17時頃だ。まだ時間があるのでライブの準備もやってみようと思った。準備と言っても明確にやることはないのだが、5周年のお祝いであれば2018年頃から現在に至るまでに起きたニュースくらいはさらっておこうと思った。えらいねえ!
もしかすると、ライブの中でこの頃は何があったかと、振られる可能性が高いと予想していたからだ。
これは杞憂に終わったので無駄にはなったが、これくらいにこれが起きていたのかと驚かされることも多かった。
ゆたぼんは2019年にブレイクしていたし、奈良判定のニュースで山根会長ブレイクは2018年である。ゆたぼんも今では中学生だ。あのときのゆたぼんがここまでお騒がせセレブとして生き残り続けるとは思いもしなかった。
当時、私がゆたぼんを知ったのはサンデージャポンで「不登校Youtuberに賛否」という見出しで紹介されたときだ。そのときスタジオでは割と肯定的な意見が多かった。
その後、きな臭さが目立ってきて誰も触れなくなってしまった。

いまや、ゆたぼんは回り回って真面目に学校に行っているらしい。13歳真夏の大冒険である。はあ?うっせえわ!

ちょっと昼寝をしようかと思っていたが、なんだか眠られなかったのでそのまま新宿に向かった。
18時に会場入りしてめいめいに準備する。あらためて5周年メンバーを見れば私も含めて変な奴らである。
変な奴らであるが、5年続けてきた芯のある人々だ。誰もがお笑いを始めた当初は死ぬまで舞台に立つぞ、テレビに出続けるぞと思って飛び込む世界だが、5年で舞台から去っていった者も多い。諸行無常である。

ここで、辞めるべきではないぞ論をつらつらと書こうと思ったが今は電車の中なのでそんなに大量に書く力がない。あと、そんなものはそれぞれの事情だから言うことでもないな。でも、また思ったら書こうと思う。

ライブが始まった。こちらのnoteについてお褒めいただいた方が多く、感涙した。お笑いならば褒められて喜ぶのでなく、貶されて喜ぶべきだろうというのはわかる。ただ、私は正直者として生きていくことに決めているので囃されれば踊る。貶されればしょんべん引っ掛けてやると決めている。
裏の裏は表であるから、みんなが裏をかいてくれればいい。私は表通りをゆっくり歩きます。お先にどうぞの模範ドライバーだ。

ライブの中で、解散というワードがよく出てきたのは私としては良くないなと思った。解散はそんな容易く口に出すもんじゃあないよ。相棒あってのお笑いコンビである。
我慢するとか耐えるとかではなく、その嫌だと思うところも含めて笑っていただくのがお笑いだと私は思っている。
その点、かすて蘭のお二人は組み立てということもあるだろうが、「解散」というワードが出てこなかったのが良かったと思う。
籾山さんの奇っ怪な行動をむろみささんは面白に変えようとしているし、むろみささんも変なところがあるが、籾山さんもそれを貶す道具としては使っていなかった。これは素敵なコンビであるなと思った。

めろんぱん稲倉さんはあいかわらず変だった。

ライブが終わるとなんだかいいライブだったなと思った。中高大とこういったイベントごとを斜に構えて楽しめてこなかった。どこか心から楽しめていなかった。
だが、お笑いとなると皆、ほぼ同じ夢を追いかけてきた仲間である。心から楽しめた。
自分ではなくお客様を楽しませるようにしなければいけないな。

帰宅して、また買い出しに行って3時頃に寝た。明日は久しぶりにお笑いでないことをやろうと思う。さらばじゃ!

褒めのコメントは本当に嬉しかったです。あー生きてて良かったね✌いや、そうでもないか。

今日面白いと思ったことは「20年後も誰もやめてなかったら面白い」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。