ポジティブ映画感想②「ハートロッカー」

お疲れ様です。
いろいろと困難な日々でありますが私、今日は4時間ほど昼寝をしてしまいました。すみません。

 さて、今回もポジティブ映画感想シリーズです。映画マニアでない私が素人の目線から、なくても困らない要素を徹底的に省いて、とにかくポジティブに感想を述べます。
今回のポジティブ映画感想は「ハートロッカー」であります。

あらすじ・・・
イラク戦争中のバグダッド。アメリカ軍の中でも爆弾処理チームの活動を描いた2時間。


ポジティブ感想・・・
 この映画は一言でいえば、「米軍版あずまんが大王」です。映画を漫画で例えることで、より一層わかりにくくする手法です。あずまんが大王がわからない場合は、らき☆すたであり、ひだまりスケッチであり、けいおん!であります。
 何が言いたいのかというと、米軍日常系作品です。ひとがひとを殺したり、殺されたりを淡々と描いています。
 それでいて、変にグロテスクな描写は少ない(戦争モノでは逆にマイナスポイントになるんかな)ので血が苦手な人でもいけると思います。
 映倫の指定はPG12で、「小学生には助言・指導が必要」というもの。つまり小学生も見ていいっちゃいい程度の描写です。これなら、あなたも大丈夫。

 この映画で素晴らしいのは、常に張り詰める緊張感です。戦場の、どこから銃口を向けられているかわからない、どこに爆弾が設置されておりいつ爆発するのかわからない、という状況が延々と続きます。市街地ではもちろん、シャワーを浴びるシーン(服は着ています)、家族と過ごすシーンどこを切り取ってもだれか死ぬんでないかと手に汗を握ります。
 この映画を見ている途中、何度か手を洗いましたが何度も手が湿っていきます。皆さんも体感してください。

 これだけ臨場感があるにもかかわらず、製作費は低予算に分類される程度の12億円(これで安いってのも空恐ろしい世界だ)です。いまの若者が大好きなコスパ最強ってやつですね。
 話は少しずれますが、プロのコント師の方々は机とパイプ椅子だけでいろいろな世界を見せてくれます。
 コント師のコントの方がコスパ最強ですね。はっはっは。

 物語として2時間で一つの物語が進んでいくという印象は薄め。ですが、それによって緊張感がぐっと高まる、いわゆる山場が2時間の中に何度もあります。それによって先に述べたような緊張感が常に続いているのです。
 つまり、これはアンガールズさんを筆頭とするショートコント的なことなのかもしれませんね。
 さっきから、漫画に例えたりお笑いに例えたりうるさいですね。最近、命の重みを感じられていないなあなんてお思いのあなたには、戦争の恐ろしさを知ることで平和のありがたみを感じることができます。おすすめです。


さて、また長くなってきてしまいました。ここらへんで今回は終わり!
「久米宏ラジオなんですけど」を聞きながらたっぷり昼寝したのにもう眠たくなってきてしまいました。

まだまだ、これ見て!っていうのがあればおねがいしまーす!

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。