2023/4/16 よろしくお願いします。

金谷さんがこの日記を宣伝してくださった。でも、なかなか人気が出ねぇなぁ。やっぱり生きる死ぬの日記ってきちぃですよね。
さ、気を取り直して今日の日記を書いていく。

今日は8:25に起きた。なぜここまで細かくおぼえているのかと問われれば今日は8:22には家を出発しなければいけなかったからだ。
つまりは遅刻確定なのである。

今日からとあるところで、とある人の選挙活動を見守る活動が始まったのだ。

まず1点、現時点での私の政治的立場を表明すれば、それはあくまでも是々非々であるということだ。
どの政党だろうと信用できる人できない人はいる。この政党の人だから絶対に信用できる、この政党だから絶対に信用できないということはない。これだけは言い切っておく。ここだけは変わらないし変えたくない。

今日やることは選挙の見守り人だ。誰のことかとかは、変に政治色が出てしまうことは私は嫌なので言わない。とある人の見守りをとある人からやってみてくれと言われたのでチャレンジする。さらに言えば、私が投票権を擁さない地域なので、そもそも私にはそこまでの責任は伴わない。
ここまで言って、なんとか私が政治的な話をしたいと思っていないということを理解していただきたい。

楽しいことがたくさん起きたので笑い話として聞いてほしい。

今日は9:20にその人の最寄り駅集合、その人の自宅に10:00に集合だった。うちからはなかなか離れていたので8:22に出発しなければいけなかった。起きた瞬間遅刻が確定していた。
急いで支度をして、8:50ころに出発した。駅への到着は9:38だ。その方の自宅は徒歩10分くらいだったので余裕があった。よかった。

話は変わるが、私はTBSラジオの東京ポッド許可局という番組が好きだ。この番組はマキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの御三方がパーソナリティの番組だ。
中でもプチ鹿島氏は新聞ウォッチャー、選挙ウォッチャーとして知られる。
選挙戦での人々の狂喜乱舞ぶりをウォッチして、我々に伝えてくれる。とても話が面白い。

この尊敬するプチ鹿島氏のような活動ができるかもしれないと思い、今回は参加することにした。

候補者の自宅に到着する。たくさんの支援者に加え、超絶おもしろトリオグループを先日解散した、元さんまのしっぽ♡岩崎さん、富田さんもいた。私を含むこの三人は同じルートで声をかけられて今回参加している。

支援者の皆様はどこか浮足立っている。今日から当面の生活をかけた選挙戦が始まるのだ。当然のことだ。

まずはチラシの折込をしていく。この作業はライブでのフライヤー折込などを経験した若手芸人には慣れたものだ。
このチラシというのも一枚ずつ選挙管理委員会の許可を得たという証明のシールが必要である。みなさまも待ちゆく候補者から紙を配られたら受け取って確認してみてほしい。そういった紙にもシールははられているはずだ。もしなければすぐに最寄りの役場に相談してほしい。

ある程度折込を終えたところで、そろそろ街頭演説が始まるので自宅を出発する準備をする。それぞれが自己紹介をして今回の選挙戦の意気込みを語る。

外に出ると選挙カーと、スタッフを乗せる自家用車の2台が到着する。さあ、いよいよ選挙活動の開始だ。
候補者、ウグイス、身内の人員が選挙カーに乗り込む。あまりの人たちが自家用車に乗り後ろを追いかける形だ。人員がそれぞれ乗り込み、さぁ出発だ。

車を見送る若手芸人三人。じぇじぇじぇじぇ!!!なんと、想定より人が多かったのか車に若手は乗れなかった。乗れなかったのはいいが、特に指示がないまま車が走り出した。
我々三人は思わず、住宅街のど真ん中で大爆笑してしまった。なんともなくみんなが車に乗って出発して我々は、あまりの自然においていかれたことに大笑いしてしまった。

一日車に乗るのが体調面で辛いということで、候補者の自宅に残った方から旅程を聞き、駅を目指して電車で追いかけることにする。

三人は電車に乗り、ここに来るであろうというところで待機する。
こでは岩崎さんの私生活の話で盛り上がった。岩崎さんは電気が止まった暗い部屋で暮らしているそうだ。100円ショップの粘度で折れた前歯を作って固めている。その歯で、暗い部屋でひっそりとガスコンロでできた食事を食べているのだそうだ。マジモンの変人である。

候補者を乗せた車が近くに来る、ここからは歩きながら有権者へ挨拶をして回る。
ぐるっと300m程を歩きながら老若男女に声をかける。
少し歩いたところでちょっとした話し合いが行われる。車が狭く、電車や歩きで追いかけさせるのはかわいそうだから、岩崎を残して若手には解散してもらおうということだった。

私と富田さんはそこで解散となった。すぐ近くのかつやに入りとんかつ定食を食べる。候補者の当選を祈っての食事だ。なんとも粋な若手たちではないか。

また富田さんと漫才論を展開する。どこにいっても我々は漫才師なのだ。漫才の話しかしない。
かつやのカツは美味しかった。候補者は必ず当選することだろう。

カツを食べ、それぞれ電車で帰宅する。
私はヤフー乗り換えの指示どおりに電車に乗ったはずなのだが気づけば調布駅についていた。大幅な遠回りだ。
なんとか新宿まで戻り、もうめんどくさくなって山手線に乗って帰った。

家に帰り、シャワーで今日の暑さでかいた汗を流す。一時間ほど仮眠する。
起きて18:00すぎころ、岩崎さんからLINEが来ていた。「今終わったぞ」
お疲れ様でした。その言葉しか、私の周りに言葉は見当たらなかった。

岩崎さん、あすも長時間よろしくお願いします。私は途中で帰ります。

今日から始まった選挙戦。さあ、結果はどうなるのかしっかり見届けたい。

今日面白いと思ったことは「選挙活動の独特な空気感」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。