2023/9/22 ここは道なのか

まずはじめに、昨日はライブにお越しいただいたお客様、ありがとうございました。ネタ見せを行っていただいた事務所関係者様や、移動の電車を運転してくださっていた運転手様、電車にて静かに同乗してくださった皆様。すべてに感謝いたします。

昨晩は、ずっと緊張で頭痛をしながら寝ようとして寝れない状況だった。何時に寝たかよくわからないが、起きたのは10時前だったと思う。

自分でも面白いかはわからない。基礎的な要素と自分がおもしろいと思うことをむりやり組み合わせた、天才がやれば世間は震撼し、人気者がやればファンがもてはやす、そんなネタである。
嬉しいことに、私はレオナルドダヴィンチ以来の天才だし、ファンが最近70億人を突破した存在だ。もれなく称賛の嵐だろう。

金谷ヒデユキさんのラジオで「若手は自信を持った方がいい」という言葉を聞いた。先人の教えを守っていこうと思う。

そんな超のつく天才、ビートルズを超えた才気あふれる私は、鉄道に乗り込んだ。公園でネタ合わせをして、ネタ見せにいくためだ。
電車内で日記を書いた。ありがたいことに大忙しのため、こういった時間も無駄にはできない。ちょうど目的の駅に到着したところで書き終わったのでお昼には投稿できた。

小一時間ほど練習をして事務所へ向かう。天才的なネタを見せつけた。
ネタ見せでは、新ネタをマネージャーの方、作家の方にご覧いただき、その後、アドバイスをもらうという流れだ。
ライブの後にもその日のネタのダメ出しをもらっているが、ネタ見せ後にも行われている。本当にマセキの芸人さんは頑張っていて偉いと思う。

前回のライブでは満場一致で「ただおもしろいだけ」という評価をいただいた。深く納得した。お勉強で出来上がった、学生服を着て、瓶底メガネをくいっくいっと直している姿が浮かんでくるようなネタだ。
今日のはいかがだろうかとお話をうかがった。

作家の方からは、「だめだこりゃ」といったニュアンスの言葉をいただいた。びよびよびよ、とあのBGMも聞こえた気がする。
マネージャーの方からは「向かう方向はあっている」とのこと。これはいわゆるひとつの板挟みと言うことだ。令和の大谷翔平と謳われる天才の私だ。ニュアンスを読み取ることはできる。
お二人方の意見をどちらも叶えた その先に、ビッグマネーが埋まっている。

これまではきれいな漫才を目指してやってきた。しかし、そこには限界がある。一度破壊して、もっと自由な発想に立ち返ろうと思う。
マセキのオーディションを受け始めたときが、ほぼ初舞台であった。あのときはよくわからないが自由に、思想も下ネタも言っていた。下ネタについてはマジでダメだったのでやらないようにしたいが、あのときの自由な形を思い起こしたい。大人になった今なら、笑える思想を見せつけていきたい。

ネタ見せ後はライブへ移動である。漫才協会の若手で行われるライブだ。
めちゃくちゃな漫才になってしまったと思っている。しかしお客様はついていけないぞ!という顔をしながらもなんとかかんとかである!
感謝のみである。
これから当面、お客様をおいてけぼりにしてしまう漫才も増えるかと思いますが、ほどほどに信じていただければと思います。そのうち面白くなりますから!

置いてけぼりという言葉の語源になったとされる伝説を子供のころ、アニメ日本昔話で見た気がする。釣りなんかをして、魚を持って帰ろうとすると「置いてけ~」という声が聞こえる お堀があってという話だったと思う。
あの物語、おちはどうだったかしら。どうでもいいよ!

今日はこれくらいで、割と頑張って書いた。皆さんあっての私である。
元気よく、また会いましょう。

今日面白いと思ったことは「この道を行けばどうなるものか。先人は全部教えてくれている。」

毎日、水をたくさん飲んでいます。あいかわらず代謝が良いです。

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。