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モンゴル🇲🇳雑記 ヤギ解体

※文だけはFacebookに載せてあります。見たい方がいれば僕の本名で検索して、簡単な挨拶のメール(投稿見たいとか、ヤギの件と言っていただければ大丈夫です)を送っていただければ許可します。

ヤギの解体記録ですので、残酷描写が苦手な方は見ないでください。

遊牧民にとってヤギは生活に欠かせないものです。畑をもたないので糞は活用しないが、それでも使う部分はとても多い。

革はマットにして防寒に備えたり、革製品にして金銭を得るなどに。そして最も多く得られる肉は全部食べる。血も全部加工して食べきる。金玉も食べる...らしい(遊牧民談)。

というわけで、今回はそこでの解体について色々書いていこうかと思う。ぼくは解体経験は鹿とイノシシで何度かやったことがありますが、猟師さんからはよく怒られていました。

それは、ナイフの使い方が下手で、革と肉を離すのが難しくて「肉を無駄にすんな!」といった具合でした。

さて、モンゴル流はですね、ナイフを使うことはそんなに多くなかったです。日本では銃で頸動脈を撃ったりして血を出すようにしていますが、モンゴルは家畜を扱うだけに直接的に殺す作業から始まります。

まず、解体は2人で行います。1人でヤギの前肢を抑えて暴れないようにし、もう一人は腹にナイフで穴をあけ、そこに手を入れます。そこに手を入れて心臓付近の動脈を手で引きちぎります。それでヤギは即死して解体が始まります。

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