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10月3週目の競馬の備忘録

メモ程度の殴り書き。
書き足したり消したりしています。

10月16日(土)新馬戦


東京3R 新馬戦はキンカメ産駒のエリカヴィータが勝った。鮮やかな差し切り勝ち。近親にキンシャサノキセキ。20年セレクトセール1歳で1億8700万円と高額取引された馬。夏馬にデビューの予定が精神面が落ち着かず、再度放牧に出されて成長を促されていた。追い切りでは3歳1勝馬を煽る動きを見せており、素質の高さをレースで証明した形。


阪神 4R 新馬戦はザファクター産駒のゼットノヴァが逃げ切り勝ちを収めた。後続を引き付けて、最後に盛り返す形に持ち込んだ。


阪神 5R 新馬戦はエピファネイア産駒のフォースクエアが勝った。近親にホウオウアマゾン(21年アーリントンC)やカレンミロティック(13年金鯱賞)がいる。


新潟 5R 新馬戦はキズナ産駒のジャカランダが勝った。スタートから荒削りのところを見せながらも早め抜け出し、カンピオーネの猛追を凌ぎ切った。


東京 5R 新馬戦はオルフェーヴル産駒のライラックが勝利。半兄にブラックホール(19年札幌2歳S)がいる。追い切りでは素晴らしい動きを見せていて、10月13日(水)美浦 南W(稍重)【5F69.9-54.5-39.3-1F11.8】で、仕掛けられると最後は僚馬を3馬身突き放す内容。

締め切り間際に1人気になった。大口が入った可能性も。追い切り◎パドック◎で、一気に評判が上がったか。Twitterでもレース前にライラックの名前をたくさん見た。

2着だったエピファニーは、次走の未勝利戦が楽しみ。負けて強しの内容。
ただ、脚に問題を抱えている馬だけに、末脚を豪快に伸ばす走りは不安。

このレースにはコントレイルの弟サンセットクラウドがいたが伸びずに5着。所感では、兄を目指すのは厳しいのかも...という印象。ダート替わりならば面白そうな馬体をしている。パドックの様子もあまりよろしくなく、まずは精神面での成長が大事になりそう。

府中牝馬ステークスは
シャドウディーヴァが差し切り勝ち

18戦目で嬉しい重賞制覇。昨年2着の雪辱を果たす。

簡素に回顧。2枠の2頭が出ていく中で、前半1000M59.4秒で通過。前後半の流れを考えると、前半の方が1秒スロー流れ。それでも差し切ったシャドウディーヴァ、そして3着に入ったマルターズディオサは強い競馬だったのではないか。ただし、1着3着は後方待機組だったのに対し、2着には先行したアンドラステが残っている。スローの流れでも、中身はタフな競馬になったのでは。上位勢はハイレベルな結果となったと考えても良さそう。2着アンドラステの次走は人気する可能性が高いですが、強いと感じるだけに楽しみ。

1人気のマジックキャッスル(15着)の敗因は、やはり坂路中心を使わたことが証明していると思う。状態面があまりよろしくなかった。直線入って壁になったわけでもなく、伸びる気配すらなかった。国枝厩舎の当週坂路追いは危険信号。

2人気のデゼル(16着)の敗因は、道中脚を溜めることができないと厳しいのかも。展開は向かなかったことを考慮したとして負けすぎ。しかも、あまりに展開が向かなかったわけでもない。重賞クラスになると通用する距離が1600Mまでの可能性も。

2頭ともディープインパクト産駒。能力の貯金を使い果たすと戻ってこないことが多く、立て直しが難しい印象。次走次第では、狙い目がもう出て来なくなるのでは。G1とは関係ない時期のローカル牝馬限定を走っているという可能性も出てくるだけに、次戦での走りが試金石となりそう。

10月17日(日)新馬戦


東京 4R 新馬戦はラニ産駒のムーヴが勝利。内を突いて鋭く伸びての差し切り勝ち。直線入って進路を無くしたと思ったが、菅原明良が上手く捌いた好騎乗が光った。


東京 5R 新馬戦はマクフィ産駒のペイシャフェリシテが逃げ切り勝ち。最後は内へと斜行しつつふらふらになってのゴール。最後まで粘った。


阪神 4R 新馬戦はパイロ産駒のデリカダが好位から抜け出す完勝を納めた。後続に3馬身半差。3着以下は大差という結果。デリカダの毛色や流星の形が独特で可愛らしい。

2着のカフジオクタゴン、スローと見るや向正面で坂井瑠星が一気に先頭まで押し上げる。最後は離されたものの好騎乗。


阪神 5R 新馬戦はエピファネイア産駒のセルバーグが内ラチ沿いを伸びて完勝。パドックの写真を診ると、馬格はもう少しよくなりそう。成長の余地がある中でこの勝ち方で新馬戦を勝てたのは大きい。来年以降さらに良くなりそう。追い切りで一緒に走っているベリーヴィーナスは10月16日(土)東京3R新馬戦で4着。勝ち馬エリカヴィータとは0.4秒差。この2頭ともに将来は良いところまでいきそう。

余談ですが、父エピファネイア×母父SS系の芝の新馬戦のみの成績
≪7.2.9.26≫勝17.5%.連22.5%.45.0% 回収単233円.回収複113円とプラス。
今週土日の成績は含まないのですが、セルバーグが勝ったことでさらに成績が上がってそう。

和田騎手は阪神の新馬戦2連勝。

今週の騎乗馬一覧-JRA


新潟 5R 新馬戦はディープブリランテ産駒のラインアルテアが逃げ切り勝ち。やや集中力がない走りでしたが、最後までしっかりと走りきれた。


藤田菜七子騎手が骨折

新潟2Rで騎乗したルナエルモッサは2着。映像を観るとたしかに左腕を動かさずに追っている。スタート直後、手綱の尾錠がプロテクターに覆われていないところに当たったために怪我に繋がったとのこと。

2月15日に小倉で落馬して左鎖骨骨折。その時の治療で患部を固定するプレート除去手術を行った影響で、9月25日・26日の騎乗を取りやめていました。同じ所ならば心配です。


東京ハイジャンプはラヴアンドポップが
1年4ヵ月振りの復帰戦を勝利

メンバー唯一の62kgを背負ったオジュウチョウサンは、直線入り口で2番手に並ぶも、最後は追い比べで差が開いた。

この後は、馬体に異常がなければ年末の中山大障害へ向かう予定。復活の大舞台制覇となるか。


秋華賞はアカイトリノムスメが優勝

秋華賞は、戸崎騎手騎乗のアカイトリノムスメが優勝。最後の一冠は、ディープインパクト×アパパネの良血馬が奪取。

1人気のソダシは10着。オークス馬ユーバーレーベンは13着。

簡単に回顧。逃げたのは前評判通りエイシンヒテン。この馬が4着に残っているように、ペースが速かったというわけではない。前半1000M61.2秒で入って、後半1000M60.0秒。

ラップ≪12.8 - 11.6 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 12.0 - 11.5 - 11.3 - 12.3 - 12.9

1着アカイトリノムスメは枠が比較的揉まれやすい中途半端なところから、素直に出していって5、6番手を走った。結果的に、勝負所で動ける位置を確保できたことが大きい。あと、追い切り考察でも述べたように、とにかく動きが良かった。この夏に大きく成長を遂げたと感じた。最後は全体3位の上がり足。しっかりと走れている。

2着のファインルージュは、正直、アカイトリノムスメと枠が逆だったら逆転もあったかもしれない。この馬は末脚勝負に持ち込むしかないので、前半スローの中でもこの馬を信じて中団待機策を選んだルメール騎手の信頼がこの2着となったのだと思う。阪神内回りでこの結果なので、外回りならば、もしくは東京や改装工事後の京都などでは楽しみに感じる。阪神内回りに泣いたようなところも。

ソダシの敗因と言えば、12.0-11.5-11.3のところでペースアップしているのでこのラップに惑わされた印象。もちろん、ソダシの札幌記念での疲労などがなければ。松若騎手がいいペースを刻んで逃げたということ。最後、上がり時計が掛かっているので、前にいた馬の脚が上がったと見るべきなのかもしれない。

こうなると札幌記念が余計だった。札幌記念と同じような早め押し切るイメージで進出したタイミングが11秒のラップを刻んだところ。思った以上に進んで行かなかったのは、エイシンヒテン騎乗の松若騎手の好騎乗でもあり、吉田隼人騎手のイメージ通りにだけ騎乗した結果。ただ、勝ちに行く競馬をしてのものだから仕方がない。もう1つ、追い切り考察で述べたように、どこか大人しかった。レースでも掛かるような素振りすらなかった。もしかすると、見えない疲労があったのかもしれない。阪神は風が強かったらしいので、そういった疲労もあったのかもしれない。ただ、とにかく4コーナーで追い出しても手応えのない動きをしていたのが印象的だった。

歯が折れたのも影響したのかもしれませんね。

ユーバーレーベンは明らかに中間の順調を欠いたところの影響が色濃く出た印象。府中牝馬Sのマジックキャッスルのように、追い切りでおかしいなと思ったらやはり切るべきだということ。

3着のアンドヴァラナウトは、アカイトリノムスメとほぼ同じ位置にいたものの、動けないところに入ってしまった。パトロールを観ると迷っている印象を受けた。このまま流れに乗って出していくのか、それとももう少し追い出しを待つか。それが3着に入れたファインプレーと見るか、ちょっとしたミスで3着になったと見るか。どちらの可能性もあったなと思うので、決して悪い騎乗だったとは思わない。エイシンヒテンを交わすのにもやや時間を要したし、内へ進路を取ると覚悟を決めてからはしっかりと足を伸ばしている。

ブログの追い切り考察は悪くなく、4頭の推奨馬で1着から3着までを独占。自分でも驚いたけれど、こういうこともあるんだなと思った。ありがとうございます。

【秋華賞2021】最終追い切り評価とお薦め馬|各馬のタイムと考察入り-爆穴ブログ

競馬-ギャンブル-5ページ目-人気ブログランキング

今回はたまたまハマっただけ。いつも追い切り推奨馬が凡走を繰り返しているので、気を引き締めて考察をしていきたい。


ユーバーレーベンは
次走香港ヴァーズに登録予定

秋華賞に出走予定のユーバーレーベンは、12月12日に香港シャティン競馬場で行われる香港Vに登録を予定しているとのこと。


日本ダービー馬シャフリヤールが
次走ジャパンCを選択

今年の日本ダービーを制したシャフリヤールの次走が、11月28日に行われるジャパンCに決まった。現在は、NFしがらきにて調整を続けている。10月19日に栗東トレセンに帰厩する予定。

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