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意外と受身的だったのだな

先日、ひとりで近場へ日帰り旅行に行ってきた。

仕事でもなく1人で旅行するのは4年ぶりぐらいだと思う。

昼飯にビールを飲んだ。前にひとりで昼間から酒を飲んだのはいつだったか。記憶にないほど珍しい。

そうやってみて気付いたことがある。自分はいつも誰かと一緒に旅に出ていた。そして、旅先では一緒の人が楽しんでるかということばかり気にかけているか、あるいは別に来たくなかったという気持ちが伝わらないようにと思って、心からリラックスすることはなかったのだ。

一人旅は前にも何度かしたことはあるけれど、土産話や土産物をさがしたりして、旅の間なんとなく焦っていた。今ここの、マインドフルな状態ではなかった。

誰も待たせずに、自分でもういいと思えるまで好きなだけ温泉につかったのも初めてだった。温泉につかりながら、瞬間瞬間の感覚と思考、感情に気づき続けるマインドフルネスの技法を多用した。

海岸で、気がすむまで貝殻や石探しをしたのも初めてのことだった。いつも誰かを待たせて焦っていたのだ。

誰も待たせず、誰の期待にも答えず、自分のこころのおもむくままに過ごしつつ、その事に気づいているマインドフルな時間をこれからも意識的に作っていこうと思う。

自分が思ってる自分と実際の自分の間には、まだまだギャップがあるのだ。

フリーランスで働いてきたから、自分という人間は独立してて主体性を人より発揮してると思っていたけど、実は意外と人に依存的で受身的だったのだ。

こうやって気付けることは悪いことじゃない。変化というか成長してる証拠だと思う。マインドフルネス、エニタイム、エニウェア。

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