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葬式人間

父方の爺ちゃんが死んだ。
夜中に苦しみだして、病院行って落ち着いた後、後ろにゆっくり倒れるように死んだらしい。
享年90歳くらい。
おつかれでした。

葬式は父の妹(イモ子)が喪主で執り行われた。
創価学会式だった。友人葬てやつ。

元々父方は真言宗なのだが、イモ子の旦那が熱心な学会員で、イモ子も結婚後、同じように熱心に信仰し始めたらしい。
それで、イモ子の父母(俺の祖父祖母)も勧誘されて、信仰はしてなかったけど、入信だけしてたらしい。

こいつらが学会員だと知ったのは、俺が中学生の頃。
俺の、その旦那への印象は、昔からよく本をくれるおじさんって感じだった。
でもなんか暑苦しく、妙に馴れ馴れしく、気持ち悪い印象だった。

中学生になると、宗教ってものがどういうものか分かってくる。
んで身近でタチの悪い宗教といえば、創価学会。

ふと、昔おじさんから貰った本の背表紙を見てみると、どれも池田大作著だった。きんも。
学会員と知ってから、更に敬遠してた。
一生関わりたくない。関わることもねえけど。
葬式でも一言も口きいてねえ。

葬式の話に戻るけど、母方のおばさんに噂を聞いた。
「創価学会は香典を全部持っていく」
最悪じゃん。
やっぱ嫌いだわ。

式場のスタッフに、上記の噂って本当なんですか?って聞いたら、昔はあったようですが、さすがに今はそんなこと無いですって言ってた。
ないんかい。

学会の葬式のルールは地域によっても違うらしい。
でも、香典持っていくとかはないんだって。
でもしんど。

式が始まって、友人代表(っていう体の学会の支局長)(笑)のジジイが坊さん真似て読経してた。
ビックリしたのは、イモ子家族は経本を見ずに読経してたってこと。それもかなりの大声で。
めちゃめちゃ異様で吐き気催した。

池田大作からもお悔やみの手紙来てた。
ワロタ。

爺ちゃん、友人葬はどうでしたか。
友人でもないジジイが友人代表の顔してましたよ。

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