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元彼に嫌われている

つい先日いまだに元彼が忘れられないことを書いた

そして昨日、進捗があった

めちゃくちゃ元彼に嫌われている

そりゃそうだ
付き合っていた当時はまともに働いていなかったし、最終的には私の浮気まがいな行動で愛想を尽かされて別れているのだから

何を思い上がっていたのか、私は好かれてはいないだろうが、そこまで嫌われていないと思っていた

とんだ勘違い野郎でしかない

付き合っていた当時立て替えてくれた家賃や光熱費など、私は返さずにいた
別れてすぐの頃、彼から「もう返さなくていいよ」と言われたからだ

当時20歳の私は無職時代の税金の支払いで苦しんでいた
私はその言葉を鵜呑みにし、むしろラッキーとまで思っていた

だが月日が流れるにつれて、私も大人になり、どうしてもそのことが心残りになっていた

そこで共通の友人を通して、どうしてもお金を返したい旨を伝えてもらった

すると真顔で「いらん」と言われたらしい

びびった

私ならどれだけ嫌いな元彼でもお金が返ってくるなら受け取ってしまう
彼はそれほどまでに私を拒否している

正直気持ちの整理がつかない
悲しい気持ちもあり、恥ずかしい気持ちもあり、腹が立つ気持ちもあり
この気持ちをどうしたらいいのかわからない

彼は私のことを嫌っていないと思っていたのは、別れた後も会ってくれていたからだ

別れて少し期間が空いた後、夜中に地元にある海に2人で行った

新しい仕事の話や、友人の話をし、いつの間にか2人とも眠ってしまった
明け方彼からキスをされて起こされた

一体どういう意味でキスをしてきたんだろう、あれはただの性欲だったのか、もしかしてまだ好きな気持ちがあったのか、

この出来事があったせいで私はとんだ勘違い野郎に成長してしまった

嫌われている今、あれは私の夢だったと思おう
そして私達は街で会っても、地元の居酒屋でばったり会っても決して話すことはないし、関わることもないだろう

悲しいけど、ほんの少し踏ん切りがついたような気がする

むしろ嫌ってくれてありがとうなのかもしれない
お互いに新しい家庭を持って新しい家族がいる

これで正解なのだ
私も何年も元彼に囚われていたくない
これをきっかけに彼のことを忘れられる気もする

出会ってしまったら心がざわつくこと間違いなしだが、押し殺して前に進むしかない

頑張れ私、たぶん幸せになれる

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