「エキマトペ」とフォント
NHKの朝のニュースで「エキマトペ」を紹介していました。
初めて聞く単語でした。調べてみました。
このシステムの持つ将来性には期待が膨らみます。
ユニバーサルデザインとは何か、を改めて考えるきっかけにもなりました。
そしてもう一つ、このニュースで感じたのは「フォントの持つ力」です。
みなさんは、フォントのカタログをじっくりご覧になったことがあるでしょうか。仕事の関係で、有料フォントのカタログを見ることがあったのですが、その多様性と、それぞれのフォントにこめられた開発者の愛情に圧倒されました。まるでワインカタログのように、それぞれのフォントの特徴が表現されています。
たとえば、モリサワの「明石」というフォントの説明文を見てみましょう。
同じくモリサワの「サン」というフォントの解説文です。
エキマトペでは、AIが文章を分析し、最も適当だと思うフォントを瞬時に選びとっているようです。どんなしくみになっているのかわかりませんが、おそらくはこのようなカタログにあるそれぞれのフォントの特徴をAIが学習しているのでしょう。
今、私が書いているこの文章、エキマトペのAIが分析したら、どんなフォントを選ぶのでしょう。
試しに選んで欲しいような、ちょっと心を読まれているようで怖いような。