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読書で憧れたイギリスへ行ってきた(有休消化・サッカーも)

もう1ヶ月ほど経過してしまったが、イギリスへの旅を記録する。帰国後すぐに引っ越しなどバタバタしていた。

旅行期間は11月の初旬から10日ほど。
イギリスは既に結構寒い中、プレミアリーグが中盤に入り、ボルテージが上がっていく頃。ちょうど、アンフィールドにてリバプールFC vs マンチェスターシティの当時首位攻防戦が旅行中に行われたタイミングだった。
まずは、読書とは関係ないサッカーについて書くが、上記アンフィールドでのシティ戦のチケットを取って現地観戦しようとしたが、プレミアリーグのダイナミックプライシングとリバプールのホームチケット購入のファンクラブ優先の兼ね合いで、10万円以上からと言われてしまった。今回、キャセイパシフィックを使ったフライトの往復とほぼ同額が最低ラインなのは、さすがにこの引っ越しなどでお金が厳しい時期には無理と判断。次善策を取ることに。
ということで、アンフィールドでのチャンピオンズリーグ vs ヘンク戦(ベルギーのチームでスペルはGenk)を観戦することにした。こちらは高いけど、ラウンジ付きで4.5万円ほど。ヘンクには、柏レイソルからレンタル中の伊東純也が在籍しており、これも楽しみだった。
旅行の序盤でアンフィールドのあるリバプールを訪れ、昨年のチャンピオンズリーグ覇者であるリバプールFCのプレーを、特にファンダイクのディフェンスとアレクサンダーアーノルドのロングフィードパスを堪能した。普段Jを観戦しているのとは雰囲気が違い、面白い経験だった。(写真はファンダイクと伊東のマッチアップ)

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リバプールと言えば、ビートルズだそうで、私はビートルズへの思い入れはあまり無い方だが、一応iPodに2枚組のベストアルバムが入っている。曲を知っていればビートルズミュージアムは中々面白かった。

さて、やっと読書関連。
まずは、シャーロックホームズだろうか。ホームズの本を読書メモしたことがあったか覚えてないが、多分ひと通り読書やラジオドラマなどで補完されているはず。この記事の表紙絵として選んだパディントン駅から地下鉄で2,3駅の所にBakerStreet駅はある。駅を出るとホームズさんの銅像がお出迎えしてくれる。
そして、ファンおなじみの番地へ向かうとシャーロックホームズミュージアムがある(221B番地はコナンドイルが小説を書いていた時には存在しない番地だったが、後に区画が増えてできたため、厳密にはミュージアムは少しずれたところにあるらしい)。
ここでは、ハドソン夫人の下宿が再現され、ホームズの部屋やワトソンの部屋、また上階には仇敵などが蝋人形で再現されている。アイリーンアドラーの写真やVRの銃痕なんかも再現されていて嬉しかった。

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このベーカーストリートからよく犯罪のあったホワイトチャペルなんかは結構遠いので、距離感はイメージと違って面白い。馬車がないとたどり着けない。パディントン駅とキングスクロス駅は近いから、結構遠征にはいい場所だったのかなと思った。

あわせて、ミスマープルシリーズ。
こちらは全巻を読書メモしたが、ミスマープルと言えばセントメアリーミード村。こちらは架空の村なので見には行けなかったが、「パディントン発4時50分」の聖地として表紙絵にしたパディントン駅。また、「バートラムホテルにて」のホテルのモデルになったブラウンズホテルが当時から今まで高級ホテルとして存続している。

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ロンドンの中心繁華街からほど近いここで、あの奇怪な事件が起こったと思うとワクワクする。ここはドレスコードありの高級予約制アフタヌーンティが楽しめるらしいので、いつかマープルさんと同じスコーンを食べたい。

次は、ハリーポッターシリーズ。
読んだのは随分前で、正直あまりストーリー展開は好きではない作品なのだが、世界的有名作品だし、映画の雰囲気は好きなので、少し。
キングスクロス駅9と3/4番線。ここはしっかりフォトスポットとして作られ、隣には大きなグッズショップがあって、店員さんは全員グリフィンドール生の格好をしていて楽しい雰囲気だった。ここは8番線と9番線の間にあったので、本当は8と3/5番線くらいの位置だった 笑

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ウィンザー城・ストーンヘンジ
こちらは、どの巻で舞台にされたのかはっきりは覚えてないけど、どちらも映画の撮影でも使われていたと思う。やはり、魔法には雰囲気のある場所が似合うからだろう。ウィンザー城は今でもエリザベス女王が休日を過ごすし、ストーンヘンジは超田舎にポツンとある不思議な場所。

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あとは、その他として大英博物館、大英図書館、そのほかに展示されていためちゃくちゃ貴重な歴史を語る物品たち。中国史やメソポタミア史、キリスト教史などなど、私のもっとも興味のあるものたち。最高の時間だった。
その中で、清朝末期にイギリスのスタインが敦煌で見つけた宋時代に石窟へ戦争を避けるために埋められた仏典などの資料を見たくて今回は行ってきた。これがスタインコレクション。当時のイギリスの略奪が恐ろしいものとは思いながらも、中国に残っていたら紛失していただろうと思うと、良かったのかなと思うものたち。これらは、失われた仏典や、民族の文字など様々な貴重な資料が含まれ、ロゼッタストーンなみに価値があると私は感じている。
また、ハンムラビ法典の原典?が展示されていたのも興奮した。
それと、初めて活版印刷され広く一般人に行き渡った聖書。宗教革命の起爆剤となったものも見られた。
ロンドンはこれらをほぼ無料で見られるので、非常に羨ましい場所だと言わざるを得ない。

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すごく充実した旅で、リフレッシュできた旅だった。
また、こうして旅で感動するためにもどんどん本を読んでいきたい。

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