誰だって役にたってる
先日、僕たちが運営しているフットサルクラブの小学生カテゴリに顔を出した。
15人ぐらいの子どもたちが楽しそうにボールを蹴っていたが、そのうちのある4年生の女の子が
「リョーキさん、今日もお坊さんしてきた?」と聞いてきた。
うん、してきたよ、と応えると、
「ふ~ん、楽しかった?」と聞き返してきた。僕は、(葬儀を終えた後だったので)
「楽しいって言うより、少し誰かの役に立てたかなって感じ。」
と応えると、その子はすかさず
「それって、みんなそうじゃん?」
と、なにを当たり前のこと言うんだとやや呆れ顔で言ってゴールの方に走っていった。
少しは誰かの役に立つ、それはみんなそうじゃん?
僕は気の利いたことを言えなくてごめんねwという気持ちの反面、この子にはよくわかってるんだなぁ・・・と、少し驚いた。
子どもをバカにしちゃいけない。
子どものほうがよくわかってることもたくさんある。
ハッとさせられた夜だった。
"誰だって、少しは誰かの役に立ってる。"
ほんと、そうだよね。
それだけで、嬉しいことだよね。
皆さんは、どうでしょうか?
サポート、お願いはしませんが、喜んでお受けします。文章を書くことは私にとっての”托鉢”修行といえるかもしれません。