女子選手のみのチームをつくる
すべては2019年に視力の低下でブラインドサッカーへ転向した女子中学生との出会いから女子チーム作りが始まりました。
JFAスポーツマネジャーズカレッジサテライト講座で実現したい姿の原型をまとめ、時間を作っては人と話をしてきました。
バルサ財団指導者講習の指導実践で同じグループだったスフィーダ世田谷副代表の張さんへその思いを打ち明けました。2020年夏のことです。
2年前に始まった練習
練習と言っても、3人と人は少なく、ビギナーが多かったため、本来の練習の前に行うフィーリングチェックが当時の練習でした。緊急事態宣言の発令などがあり、思うように練習が出来ない期間がありました。
2021年7月スフィーダ世田谷BFC創設
1年後には大会に出場できるチームにしたい
ブラインドサッカー協会にチーム登録をするためには、視覚障害選手を含めた人数と役割の規定を満たすことが必要です。スフィーダ世田谷BFCは2021年8月から準登録を、2022年8月からは正登録することが出来ました。
実戦形式の練習へ
紅白戦を実施できる人数が集まるようになり、10月には乃木坂ナイツと共に練習試合をすることができました。日本選手権まで2ヶ月をきり、練習は公式戦を見据えたものになり、熱を帯びてきました。
みなとRSDレガシー杯出場
12月3日初めての対外試合をソイエ葛飾と行うことがでしました。ソイエ葛飾にはスフィーダ世田谷BFC創設のきっかけとなった、当時中学生だった選手が所属しています。偶然の巡り合わせとはいえ、運命的なものを感じました。
そして、日本選手権
対戦チームには、古巣Glauben Freund Tokyoとスフィーダ世田谷BFC創設を目指して動き始めた頃に相談した落合監督(おっちー)率いる松本山雅B.F.C.という顔合わせがありました。
既報の通り2日間で3試合を行なって3敗です。結果の上では大敗です。初の公式戦は悔しい結果でした。
今できる事を出し切っての結果です。悔しいですが、これが自分達の今の立ち位置ということを再認識でき、そして、これから何をしなければならないのか、個人としてもチームとしても浮き彫りになり、これからはその課題に取り組むだけ。そのように明確になりました。
写真は3試合目の後の落合監督とスフィーダ世田谷BFCの交流の様子です。悔しさを感じつつ、出し切っての結果を経ての笑顔です。
最後に、寒い中応援に駆けつけて下さった皆様、ありがとうございました!
成長した姿を見せられるように頑張ります!
GM鈴木康夫
ブラインドサッカーについて綴っていきます。 日本初の女子ブラインドサッカークラブが出来ていく歴史を見守ってください!がんばります!