「選んでもらいたい」というニーズをビジネスにする

大昔は情報は一部の人にしか開示されていなかったので、情報は貴重なモノでした。でも今はネットに情報があふれかえっていて、誰でも入手可能になりました。だから今は情報の価値が低くなっています。

そして情報の量が増えすぎた結果、たくさんの情報から選び出すことが面倒に感じるようになってきました。そこでインターネットでは必要な情報をピックアップしてまとめたキュレーションメディアが誕生しました。ネットではもう当たり前のことですが、この流れは現実世界でも行われていくと思います。

保険に関しては既にキュレーションがビジネスになっています。商業施設などで良く見る「ほけんの窓口」がそうです。保険は昔から複雑で一般人には難しいので保険会社の言いなりになってしまうことがありました。でも各種保険会社の保険から自分に合った保険を選んでもらえる「ほけんの窓口」は多くの方に支持されています。

この保険のキュレーションを良い成功事例として他の業界でもどんどんやったらいいのにと思います。そこでこれからキュレーションの価値が高いモノを紹介していきます。

住宅キュレーション

住宅はいろいろなパーツが合わさって完成するので住宅会社自体がキュレーションとも言えます。お風呂をどのメーカーにするのかとか、壁紙をどれにするのか?など家のパーツ選びを住宅会社がお手伝いをしてくれます。でも、消費者の悩みはもっと前の段階なのです。それが住宅メーカー選びです。どの住宅会社が良いのかは一般人にはわかりません。なので消費者に合った住宅会社を選んでもらえる住宅キュレーションが合ったらめちゃニーズがあると思います。

携帯キュレーション

一般人に複雑な例といえば携帯電話の契約です。高齢者に過剰な携帯のオプションを契約させていた携帯ショップが問題になっていますよね。正直携帯ショップは信用できないと感じている人も多いのだと思います。そこで、自分に合った携帯メーカーを選んでくれるサービスがあったらニーズあると思います。ドコモ、au、ソフトバンクはもちろん格安スマホ会社から選んでくれたらいいですよね。


この二つは今の社会課題にもなっています。ショップやメーカーへの不信感があるので、実現すれば大きなビジネスになると思います。だれかやって欲しいなぁ。

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