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好きを仕事にすることは幸せなのか

誰しも好きなことで食べていきたいと考えたことがある人は多いと思います。でも現実的に難しいのでほとんどの人はあきらめてしまいます。

何が難しいのかというと生計を立てることです。好きなことで生産した価値をお金に交換しないといけません。自分の好きに価値を感じてもらえなければお金になりません。多くの人がここで脱落します。

好きなことで生きていくことは素晴らしいことですし、応援しています。でも思考停止で夢を見すぎるのも危険です。好きなことで生きていくことの良い面もあれば大変な面もあります。今日はあまり表にならない大変な面を掘り下げていきます。

先ほども言いましたが仕事は働いた価値をお金に交換することです。お金と交換するということは、お客さんのニーズに合わせたサービスや商品を提供しないといけません。つまり、自分の思い通りにはならないということです。仕事は自分の為ではなく、相手の為に価値を提供しなくてはいけません。

また、好きなことを毎日すると飽きます。どんなに好きなことでも繰り返していくと人は飽きます。飽きた時には楽しかったはずの仕事が苦痛になってしまうこともあります。

例えば、料理が好きな人は料理人になったら幸せでしょうか?料理に喜んでくれることのやりがいはありますが、それと同時に大変さも容易に想像できます。

旅行が好きな人がツアーコンダクターになったら幸せでしょうか?お客さんに感謝されることがある一方で理不尽なクレームも受ける場合もあります。

好きを仕事にするということは、そういったことも覚悟して置いた方がいいです。

まぁ、覚悟ができない場合はそもそもやらない方がいいと思います。

本気でやりたい人は周りがいくら反対してもやっちゃいますからね。

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