「ZOZO前澤さん一億円プレゼント」を虫と鳥と月の視点で見る
いやーZOZO前澤社長の一億円プレゼント企画は面白かったですね!
見事に当選外れました。残念。。。
賛否両論ありますが、個人的には良かったと思います。やっぱり誰もやったことが無いことにチャレンジするってエンタメとして楽しいですよね。前澤さん応援してます!
イベントが終了してみんな少し冷静になった所で、視点の話をしたいと思います。
普段から視点は大切だとわかっていて、木だけを見るんじゃない森を見るんだと言葉では理解しているものの、現実では中々実践できていない人が多いと思います。だから今回の一億円プレゼント問題を様々な視点から探っていきましょう。視点が違うだけでこうも見え方が変わるのかと驚くと思います。
因みに、視点に良いも悪いもありません。視点が変わると見え方が変わるというだけです。
視点レベル:虫の目
まずほとんどの人(私も)は今回の一億円プレゼントを知ってリツイートしたと思います。「100万円欲しいなぁ」です。無言リツイートする人、100万円を懇願する人、有効な100万円の使い道をプレゼンする人いろいろな反応がありカオスな状態でしたね。
これはお祭りなんであれこれ言わずに楽しもうよと。同じ阿呆なら踊らにゃ損々の人たちです。
視点レベル:鳥の目
次にこのお祭り騒動を視点を上げて上空から見下ろして書いてある記事を紹介します。
徳力基彦さんは『広告』のという視点から見ています。とても参考になりました。
記事をざっくりまとめると
前澤さんは広告に1億円を使わずにフォロワーに直接ばらまく選択をし、目標の4倍以上のフォロワーを獲得している。これは『広告』の新しい形かもしれない。
なるほどです。勉強になります!今回の祭りを広告の新しい形として捉えられるところに視点の高さが感じられます。
視点レベル:月ウサギの目
そして最後に月から地球を見下ろしているんじゃないかというほどの視点で書かれたふろむださんの記事を紹介します。
記事の内容の一部を勝手にまとめると
もともと人類は金持ちから貧乏人に直接お金を与えていたが、金持ちに権力が生まれ貧乏人が金持ちに逆らえなくなった。これを解決するために「金持ち → 貧乏人」という流れを「金持ち → 政府 → 貧乏人」とした。貧乏人は言論の自由を手に入れた。そして現在に至る。つまり、SNSでお金を配る行為は古代や中世のやり方に戻る行為である。
これ凄くないですか?同じ現象を見ているのにふろむださんは視点が時空を超えて古代にまで至っています。
また、当選も終了し一旦祭りは収束したと思っていましたが、ふろむださんはまだ火は消えていないといいます。
以下はまとめです。
フォロワーは100万円がもらえる実際の確率よりも心理的に高く認識してしまう。そうすると無意識の中で期待を裏切られたと思ってしまう。一つ一つは大した恨みではないかもしれないけど、数百万人の恨みの総量はバカにならない。 このどんよりと溜まった薄墨色のエネルギーはいつ噴き出すかわからない。
ヤバイですよね?まだ祭りは終わってなかったんですよ!
何がすごいかっていうと、ここで語られていることが全て目に見えていない現象であるということです。こういった俯瞰した視点を持ちたいなぁとつくづく思います。
もちろん前澤さんは全くそんな意識はないと思いますし、これからもチャレンジを楽しみにしています。
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