見出し画像

「むか~しむかしのおはなしです」(2023/12/28の日記)

椅子に座ったまま寝るのは得意じゃないけど、何書こうか考えてたらうつらうつらとしていた。勢いで起きたけどあのまま睡魔に身を許してたら座ったまま寝られたのかな。


ローソン限定で販売中の「Vtuberスタイル 電脳少女シロBOOK」を購入した。

表紙にもあるとおり、キズナアイ親分がスリープ中の現在まごうことなきVtuber界のトップランナーであるシロちゃんの活動年表やスペシャルインタビューが載った珠玉の1冊となっている。
シロちゃん本人がたびたび配信でも話しているが、2017年冬にシロちゃんをはじめとしたVtuberの人気が一気に爆発した件を「サンタさんからのプレゼントだ」と思ったというエピソードがとても好きだ。努力した電脳人が正しく報われた話としてとても美しいと思う。
とにかく素晴らしい内容になっているので、見かけたらぜひマストバイしてほしい。


シロちゃん関連で昔話をひとつ。
それこそ2017~18年頃、シロちゃんの生配信は毎週金曜日に行われていた。14~15時頃に枠が立てられ、現在ほど不文律的なルールの定められていなかったコメント欄でシロぐみさん(ファンネーム)同士が会話をしていたものだった。
たまにシロちゃん本人がコメント欄に現れて祭のごとく盛り上がったり、待機中の会話で生まれた「電脳アホ毛丼」のようなネタをシロちゃんが生放送冒頭のフリートークでイジったりなど、発展途上だからこその自由な雰囲気に満ちていたことを覚えている。

そんな中、あるアカウントが現れた。
リスナーが和気あいあいとやり取りする間に、彼は「慣れ合うな。シロちゃんだけ見ろ」というような内容の投稿を、表現を変えつつ連投していたのだ。
今でこそトラブルを避けるためコメント欄でのリスナー同士の会話は基本的に禁止としているVtuberが多いが、そこは郷に入っては郷に従え。少なくとも当時はそれが良しとされていたので「慣れ合うな」のアカウントは荒らしと認識され、たいして相手にされなかった。なんなら「(アカウント名)兄貴またやってるよw」みたいな苦笑さえされていた記憶がある。

生配信主体のVtuberが生まれ始めたことから、配信における暗黙のルールが徐々に確立し始めたこともあり、気づけば「慣れ合うな」は姿を消していた。末期には「(アカウント名)兄貴最近見ないな」のような、半ば心配のコメントすら見られた。今では僕もなんというアカウント名だったか思い出せないほどだ。


それから月日は経ち現在に至る。
ごくまれにだが、Xにおいて「推しの配信が見たいけどコメント欄がどうしても気になって見られない」という投稿を見かけることがある。そんな時、僕はどうしてもあのアカウントを思い出すのだ。
「慣れ合うな、推しだけ見てろ」、「ファンを見るな、推しを見ろ」と言ってたこともあったっけ。あの頃は和を乱すコメントと一蹴していたが、皮肉なことに、ある面では真理を突いていたのではないか。数年越しにそんなことを思う。

古参シロぐみさん、このアカウントの名前を憶えてたら僕にコッソリ教えてください。「あ~!!! あ~?……あぁ?」ってなると思います。

お読みいただきありがとうございます! よろしければ各種SNSでシェアしていただけると嬉しいです! 小躍りしながら見つけにゆきます。